中野製薬の環境配慮
2025-09-05 11:00:20

中野製薬のカーボンフットプリント算出、理美容製品の拡大で環境配慮を実現

中野製薬株式会社の取り組み



中野製薬株式会社は、2025年7月24日(木)に新製品「LADULLA」を発売し、そこでカーボンフットプリント(CFP)の算出を行ったと発表しました。この取り組みにより、以前から行われていた一般流通向け商品であるヘアスタイリングブランド「ナカノ スタイリング タント」に加え、理美容プロフェッショナル向け製品にもCFPの算出と開示を拡大しました。

カーボンフットプリント(CFP)とは?



CFPは、製品やサービスのライフサイクル全般で排出される温室効果ガスの量をCO2に換算して数値化したもので、環境への影響を示す指標です。数字が大きいほど、環境に対する負荷が高いとされ、企業が環境問題にどれほどの影響を与えているかを把握する手段として重要視されています。

2050年のカーボンニュートラル達成に向けて、企業の脱炭素経営が求められる中で、CFPの算出と開示がますます重要になっています。特に、日本国内の理美容プロフェッショナル向けの頭髪化粧品において、CFPの算出と開示は当社が初めての試みとなります。これにより、消費者が環境に配慮した製品を選ぶ「グリーン購入」を促進することを目指しています。

「ナカノ スタイリング タント」のCFP



中野製薬が新たに投入した「ラデュラ」でもCFP算出が行われ、その結果がウェブサイトなどで開示されることになります。このブランドは、特に髪のボリュームを気にする多くの大人女性に向けて、自然な美しさを提供することを目的としています。

このCFP算出の結果は、以下の通りです。

商品名 分類 容量 CO2排出量/個
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ラデュラ シャンプー ライト 化粧品 500ml 32,200g
ラデュラ シャンプー スムース 化粧品 1500ml 94,700g
ラデュラ リペアメント ライト 化粧品 500g 9,040g
ラデュラ スキャルプセラム 医薬部外品 150ml 526g

このデータは、消費者が自らの選択が環境に与える影響を理解する際の参考にされています。また、人間が一日に排出するCO2の量が約1,000gであることを考慮すると、製品一つひとつの環境負荷を数値化することの重要性が見えてきます。

未来に向けての展望



中野製薬は今後も理美容業界でのCFPの算出・開示を推進し、さらなる環境配慮を通じて顧客からの信頼を高めていく方針です。このような取り組みが、企業の持続可能性と消費者の環境意識の向上に繋がることが期待されています。

中野製薬株式会社は、1959年の設立以来、理美容プロフェッショナル向け及び一般向けの頭髪化粧品の製造販売を行っており、品質と誠実さを重視した企業活動を展開しています。


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会社情報

会社名
中野製薬株式会社
住所
京都府京都市山科区東野北井ノ上町6番地の20
電話番号
075-581-1191

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