バレンタインにおすすめの絵本『ねずみくんとチョコレート』
2024年は、「ねずみくんの絵本」シリーズが誕生50周年を迎える特別な年です。その記念すべきタイミングに、シリーズ最新作『ねずみくんとチョコレート』が1月27日に発売されます。これまでに累計500万部を突破したこの人気シリーズの新作は、バレンタインにぴったりな甘い物語が楽しめる一冊です。
シリーズ第42作目の魅力
『ねずみくんとチョコレート』は、『ねずみくんとホットケーキ』や『また!ねずみくんとホットケーキ』に続く、おやつをテーマにしたストーリーです。心温まるラストが特徴で、読者に優しい印象を与える作品に仕上がっています。特に、バレンタインをテーマにした物語展開は、子供たちにも親しみやすく、多くのファミリーに愛されること間違いありません。
物語のあらすじ
物語は、ねみちゃんがチョコレートを作ろうとするところから始まります。ねずみくんがその話を聞いて、どうぶつたちを誘いだめにします。予想を超えるお客さんたちが集まる中、ねみちゃんは一生懸命みんなに一つずつチョコレートを作ることに。その様子がどのように展開するのか、特に大きなぞうさんには大きなチョコレート、果たしてねずみくんにはどんな特別なチョコレートが用意されるのか、興味津々です。
著者の背景
本書の著作は、なかえよしを氏が手掛け、イラストを上野紀子氏が担当しています。なかえ氏は神戸生まれで、美術科を卒業後、広告会社でデザイナーとしての経験を経て絵本作家に転身しました。これまで多くの受賞歴を持ち、その業績に対し第28回巖谷小波文芸賞を受賞しています。
一方、上野氏は埼玉県出身で、イラストレーターとしての経歴を持ちながらも、数々の絵本の成功を収めました。残念ながら、上野氏は2019年に他界されましたが、なかえ氏は過去のイラストを使って新しい作品を生み出し続けています。
50周年記念特別展
「ねずみくんの絵本」シリーズの誕生50周年を祝う特別展「誕生50周年 ねずみくんのチョッキ展」が愛媛県歴史文化博物館にて2025年4月19日から6月29日まで開催されます。全国巡回も予定されており、その歴史を体験できる貴重な機会となることでしょう。詳細情報はポプラ社のウェブサイトにてご確認ください。
書籍情報
最後に、最新作『ねずみくんとチョコレート』の基本情報をご紹介します。定価は1,430円(税込)で、出版日は2025年1月27日です。ぜひ、これを機に「ねずみくん」の世界に触れてみてください。バレンタインの思い出作りに、心温まる一冊になることでしょう。