ユニファーストが推進する多様性とサステナブルなモノづくりの可能性
ユニファースト株式会社は、10月27日に開催された『シブヤフォント新作フォント&パターン発表会』において、3年連続で審査員を務めました。このイベントは、渋谷区と一般社団法人シブヤフォントの共同主催で、障がい者支援事業所と専門学校の学生が協力して制作したフォントやデザインの発表の場として注目されています。
多様性とコミュニケーションの力
発表会では、審査員として参加した花畑開発本部長が、「おかし屋ぱれっと・工房ぱれっと」の作品『世界のあいさつ』に「ユニファースト賞」を選出しました。この作品は、コミュニケーションの可能性を広げることを目的とし、通常目にしない言語を取り入れた多言語の挨拶をデザインしたものです。多様性を尊重し、異なる文化や言語の交流を促進するこの作品は、企業の理念とも合致しています。
ユニファーストは、社員やその家族、取引先、地域の人々が共に幸せを追求する「五方よし」を経営理念に掲げています。これは、社会的弱者を支えるだけでなく、社員の多様性を活かし、共に成長していく姿勢の表れでもあります。
シブヤフォントの取り組み
シブヤフォントの取り組みは、障がいのある方々の表現をデザインに昇華させるソーシャルアクションです。その活動により生まれたフォントやパターンは渋谷区公認のデータとして利用され、社会全体の理解を深める役割を果たしています。また、売上の一部は障がい者支援事業所に還元される仕組みも整っています。
発表会では、10チームがそれぞれのプロジェクトを発表し、企業からの客観的なフィードバックを受ける場となりました。この中で、花畑は選出理由を多様性の重要性に結び付けて説明しました。自社も多国籍な環境であり、全ての人が共生できる社会を目指しています。
社内コンテスト「UFエジソン」での新たな挑戦
さらに、ユニファーストでは社内オリジナルグッズ開発コンテスト「UFエジソン」を通じて、社員のアイデアを形にする取り組みも行っています。このコンテストは、全社員の発想を反映させると共に、社員間のコミュニケーションを活性化させるプラットフォームとなっています。今年のグランプリは、入社3年目の社員が発案した『ポーチにもなる応援フラッグ』です。この商品は、スポーツ観戦に適した応援グッズでありながら、普段使いもできる便利なアイテムとして注目されています。
今後の展望
ユニファーストは、グッズ開発において使われるシブヤフォントを取り入れ、新たな創造性を追求しています。持続可能な商品開発を通じて社会に貢献する姿勢を貫きつつ、社員の多様な価値観を取り込み、革新的なアイデアを実現していく所存です。今後もスタッフ一同が協力し、持続可能で豊かな社会の実現に向けた努力を続けてまいります。
ユニファーストは、創業以来43年以上の歴史を持ち、高品質なモノづくりで業界の先駆者として知られています。SDGsに対応した商品開発に積極的に取り組み、環境に配慮したビジネスモデルを築いていくことを目指しています。142文字の広がる可能性を、ユニファーストとの協働で体験してください。