人材の重要性が高まる中、両社が連携し企業価値向上を支援
近年、企業における人材の重要性が高まっており、人的資本経営への関心が高まっています。三菱総合研究所(MRI)とプラスアルファ・コンサルティング(PAC)は、この流れを受けて、企業価値向上に向けた人的資本経営コンサルティングと、データに基づいた人材活用を実現するタレントマネジメントシステム「Talent Palette」の連携強化を目的とした包括的な業務提携を検討開始しました。
経営戦略と人材戦略の連動を支援
MRIは、経営戦略と連動した人材戦略の策定・実行を支援するコンサルティングや、AIを活用した人材マッチングサービスを提供しています。一方、PACは、科学的な人材活用や人事業務の効率化(DX)、リスキリングの推進などを支援するタレントマネジメントシステム「Talent Palette」を提供してきました。
両社は、それぞれの強みを活かし、以下の協業可能性を検討していきます。
共同での顧客への提案と相互送客
両社のコンサルティング知見と技術・システムを組み合わせたサービス開発と提供
共同プロモーションの実施
具体的な協業事例
両社の協業によって実現される具体的な取り組みとしては、以下のようなものが挙げられます。
経営戦略に基づく人材ポートフォリオ設計とモニタリング、将来予測による経営層の意思決定支援
「Asis-Tobeギャップ」の可視化に基づいた最適配置、ギャップ解消に向けたリスキリングの計画・実行支援
企業と人材のスキルフィット、カルチャーフィット等に基づく採用・定着支援
* 多様な人材データに基づく現場のパフォーマンス・マネジメント支援
企業価値向上に向けた取り組み
MRIとPACは、今後具体的な業務提携内容を検討していくとともに、8月2日(金)に両社でセミナーを共催する予定です。両社の連携により、企業の人的資本経営を支援し、企業価値向上に貢献していくことを目指しています。
人材の重要性とデジタル化が進む時代における新たな取り組み
デジタル化や脱炭素化、コロナ禍による人々のキャリア意識の変化など、経営環境は大きく変化しています。こうした変化の中で、企業は人材戦略を経営戦略と連携させ、より効果的に人材を活用していくことが求められています。MRIとPACの包括的な業務提携は、こうした時代の要請に応える新たな取り組みとして注目されます。