「第4回Sport in Lifeアワード」の受賞団体発表と表彰式
スポーツ庁が推進する「Sport in Lifeプロジェクト」の一環として、スポーツ人口の拡大に寄与する取り組みを表彰する「第4回Sport in Lifeアワード」の受賞団体が決定しました。2024年の表彰式は、3月5日に東京で開催される予定です。このアワードは、スポーツを通じて社会課題解決を図ることを目指しており、受賞団体には大賞や優秀賞が授与されます。
今年の大賞には、日本郵政株式会社が提案した「MEKIMEKI体操」が選ばれました。この体操は、健康促進とコミュニティ活性化を目的とした取り組みとして評価されています。日本郵政は、社員の健康と地域のウェルビーイングを向上させるための多様なプログラムを展開しており、その一環として、「MEKIMEKI体操」の活動が認められました。
また、優秀賞に選ばれた7団体についてもご紹介します。企業部門では、南九州ファミリーマートが地域の健康向上を目的としたウォーキングイベントを行っている他、LINEヤフー株式会社はデータ分析を通じてスポーツ参加者の増加に貢献しています。古郡建設株式会社も自社内でトレーニングジムを完備し、従業員の運動機会を提供しています。
団体部門では、滋賀大学の経済経営研究所が放課後の遊び場プロジェクトを実施し、蓬沢いきいきサロンは世代を超えた運動イベントを提供しています。また、公益財団法人枚方市スポーツ協会は、頭打ちになっていた従業員のスポーツ参加率を100%にする挑戦を行っています。自治体部門としては、酒田市スポーツ推進委員会が図書館で行ったニュースポーツ体験が評価されました。
表彰式の前には、「Sport in Lifeコンソーシアム総会」が行われ、スポーツ関連の最新調査研究成果が発表される予定です。この総会では、「スポーツ観戦がもたらす健康効果」についての専門家による講演も行われ、参加者は新しい知見を得る機会となります。スポーツ庁長官の室伏広治氏をはじめ、筑波大学の専門家たちも登壇し、科学的な視点からスポーツの価値について語ります。
表彰式は、2024年3月5日(水)14時から17時30分まで、東京ポートシティ竹芝のポートホールで開催されます。式典はYouTubeでライブ配信されるため、現地に足を運べない方も視聴し、受賞の瞬間を楽しむことができます。
このスピーチに際し、スポーツ庁は多くの人がスポーツを楽しみ、健康を促進する社会を作ることを重視しています。そのために、今回の取り組みを通じて、さらに多くの団体や個人がスポーツ活動に関与していくことが期待されます。
詳細については、Sport in Lifeの公式ホームページを確認いただくか、スポーツ庁健康スポーツ課までお問い合わせください。