フィリピン農業省の視察
2025-03-26 13:30:42

フィリピン農業省がファーマインド青海センターを視察し、コールドチェーン技術を学ぶ

フィリピン農業省の視察がもたらす新たな可能性



2025年3月25日、フィリピン農業省の農務次官ら21名が青果流通の先進企業である株式会社ファーマインドの青海センターを訪れました。これにより、日本の農産物流通システム、特にコールドチェーンについての理解を深めることが目的でした。

この視察には、ジェネビップビレリカリアゲバラ農務次官、ダニエル アタイデ次官補、さらに在日フィリピン大使館の農業アタッシュアレリマグヒラン氏などが含まれていました。また、アグリビジネス関連職員も共に参加し、日本のコールドチェーンの技術を学ぶ貴重な機会となりました。

コールドチェーン技術の理解



視察の中で、イーサポートリンク株式会社が提供する国内の農産物流通システムや、ファーマインドの情報システムに関する説明が行われました。特に注目されたのは、青海センターにおける追熟加工設備や自動包装機の見学です。

ファーマインドの代表的なバナナ追熟加工技術や、全自動のパッキングラインについての説明を受けたゲバラ農務次官は、その効率の良さに深く感銘を受けました。「日本での青果物の流通は、こうした高度な技術によって支えられているのだと実感した」と語りました。これは、フィリピン産の農産物が日本市場においてどのように取り扱われているのかを学ぶ貴重な経験となったのです。

フィリピンの青果物輸入の重要性



フィリピン産のバナナは日本で流通する青果物の中でも多くを占めており、ファーマインドとイーサポートリンクにとっても、フィリピンは重要な取引先でもあります。双方の企業は、視察を通じて信頼関係をさらに強化し、今後もコールドチェーン技術を活用して青果物の品質保持や廃棄ロスの削減に取り組むことを確認しました。

企業の今後の取り組み



ファーマインドとイーサポートリンクは、コールドチェーンを利用することで、引き続き青果物の品質向上に努めます。そして、生産者から消費者への新鮮で美味しい青果物の提供を目指し、青果流通の発展を推進していく方針です。

会社概要



株式会社ファーマインド


  • - 設立: 2006年12月1日
  • - 代表者: 代表取締役会長兼社長 堀内達生
  • - 資本金: 7,028百万円
  • - 所在地: 東京都千代田区神田和泉町1番地
  • - 社員数: 1,540名
  • - 主な事業内容: 青果物の輸出入・生産及び販売、追熟、リパック、カットフルーツ加工等
  • - WEBサイト

イーサポートリンク株式会社


  • - 設立: 1998年10月
  • - 代表者: 代表取締役会長 兼 CEO 堀内信介
  • - 資本金: 27億21百万円
  • - 所在地: 東京都豊島区高田二丁目17番22号
  • - 社員数: 150名
  • - 主な事業内容: 生鮮流通におけるシステム及び関連サービスの提供
  • - WEBサイト

このように、フィリピン農業省の視察は、単なる教育的な機会を提供するだけでなく、持続可能な農業と流通システムの発展に向けた国際的な連携を促進するものとなりました。今後、両国の農業の未来に大きく寄与することが期待されます。


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会社情報

会社名
イーサポートリンク株式会社
住所
東京都豊島区高田2-17-22目白中野ビル 4F
電話番号
03-5979-0666

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