退院業務を効率化するAI機能搭載のMedi-Bankが登場 - 大阪との共同開発成果

Medi-BankのAI機能が医療現場に変革をもたらす



インフォコム株式会社は、大阪急性期・総合医療センターと共同で、退院サマリー作成を支援するAI機能を搭載したシステム「Medi-Bank」を開発しました。この革新的なシステムは、現在実運用の段階にあり、近いうちに販売が開始される予定です。

医師の業務負担を軽減する背景


医師の働き方改革が進む中、退院サマリー作成の業務が医療従事者にとっての大きな負担となっています。このサマリーは患者の診療経過を詳しく記録するため、作成には時間と労力が求められます。また、正確な情報共有のためには高品質な文書が必要です。そのため、退院サマリー作成の効率化と品質の担保は、医療現場における喫緊の課題として位置づけられています。

Medi-Bankの実装による変化


Medi-Bankに搭載されたAI機能は、全国1,100以上の医療施設で導入されています。このシステムは、電子カルテや病理システムと連携し、正確な診療記録をもとに自動的に退院サマリーの原案を生成します。これにより、医師が作成に費やす時間が大幅に削減され、質の高い文書が作成されることが期待されています。

柔軟なプロンプト設定が可能


AI機能は、診療科や担当医のニーズに応じてプロンプト(指示)を設定できます。システムはあらかじめ定義された設定に基づいてサポートしますが、退院サマリー作成中にプロンプトを調整することも可能です。これにより、医療現場でのさらなる品質向上が期待できます。

医療DXの推進


Medi-Bankは、厚生労働省が推進する「電子カルテ情報共有サービス」に基づいており、国際標準規格「HL7 FHIR」にも準拠しています。これにより、医療のデジタルトランスフォーメーション(DX)が実現され、高度なデータ管理が可能になります。さらに、日本医療情報学会と日本診療情報管理学会が共同で策定したガイダンスにも対応しており、より精度の高い文書作成が可能です。

国際モダンホスピタルショウ2026での参考展示


このAI機能は、東京ビッグサイトで開催される「国際モダンホスピタルショウ2026」において参考展示されます。インフォコムのブースでは、実際に操作してみることができ、その利便性を確認することができます。また、セミナーではAI機能の紹介が予定されており、多くの参加者にとって貴重な情報源となるでしょう。

今後の展望


今後は、実運用で得られた成果を検証し、製品化を進める予定です。さらに、退院サマリーの作成機能にとどまらず、医療文書全般の作成や看護師の勤務シフト作成を支援する新たなシステムへのAI活用も考えています。インフォコムは、医療現場のニーズに対応した高度なITサービスを提供し、医療従事者の業務負担の軽減と医療の質向上に寄与していくことを目指しています。

会社情報

会社名
インフォコム株式会社
住所
東京都港区赤坂9-7-2ミッドタウン・イースト10階
電話番号
03-6866-3000

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