第3回「Global Leadership Camp for Visually Impaired People」日本初開催
2026年3月13日から19日にかけて、スカイライト コンサルティング株式会社(以下、スカイライト)が協賛する「Global Leadership Camp for Visually Impaired People」が東京で開催されました。このイベントは、視覚障がい当事者をリーダーとして育成し、様々な社会環境の改善に貢献することを目的としています。
開催の背景と目的
この国際プログラムは、視覚障がい者のリーダーシップを引き出すことを目的としています。過去のイベントはスペイン・マドリードで行われていましたが、今回は日本初の開催となります。スカイライトは、日本企業・団体の協力を受け、独自のプログラムを開発しました。
参加者には、オーストラリア、イタリア、フランス、エチオピア、ガーナから7名の視覚障がい当事者が集まり、リーダーに必要な資質やスキルを身につけるプログラムに参加しました。
プログラムの内容
参加者は、講義、体験型ワークショップ、フィールドワークを通じて、「My Project(行動計画)」を策定することに取り組みました。特に注目されたのが、「共体験」をテーマにした合宿です。この合宿では、視覚障がい者と晴眼者が同じ環境で寝食を共にし、チームビルディングや社会課題解決のためのワークショップが行われました。
また、参加者は、日本科学未来館を訪問し、最新のテクノロジーに触れる機会も持ちました。実証実験として、視覚障がい者向け振動ナビデバイス「あしらせ」を装着し、都内を歩く体験をしました。
最終発表と参加者の声
プログラムの最終日には、オープン形式の発表会が行われ、参加者それぞれが「My Project」についてプレゼンテーションを行いました。この際、来場者との質疑応答も活発に行われ、各参加者はプロジェクトに対する思いを語りました。
参加者からは「理論だけでなく実体験を通じた充実したプログラムだった」という声や、「仲間からのサポートで目標を明確にできた」といった感想が寄せられました。中には「5年後には再び仲間と集まり、成果を共有するキャンプを実施したい」との意欲を示す声もありました。
スカイライトの想い
スカイライトは、視覚課題の解決を目指して発足した「VISI-ONE Innovation Hub」にも関与し、工夫を凝らしたプログラムを通じて、視覚障がい者のリーダー育成に努力しています。今年3月には、スポーツエールカンパニー パラスポーツ部門の認定を受け、評価を得ています。
このキャンプが成功を収めたのは、各セッションのファシリテーションや、関係者との調整を含む運営準備を丁寧に行った結果であり、スカイライトとしては、さらなる活動を続けていく所存です。
【VISI-ONE Innovation Hub】は、2024年9月に設立された共創型のプラットフォームで、視覚に関する革新を目指しています。今後も新しい視覚課題の解決に向けて、様々なステークホルダーと協力して取り組んでいきます。