ACTIAの新技術
2021-01-12 12:10:21

ACTIAが東京ビッグサイトで新たなテレマティクス技術を紹介

ACTIAが新技術を披露



2021年1月20日から22日まで東京ビッグサイトで開催された『オートモーティブ ワールド』に、車載電子機器メーカーのACTIAが出展しました。ACTIAは、欧米の企業の中で現地参加している数少ない会社の一つで、今回の展示では次世代テレマティクスユニット『ACU6』をアジア先行で紹介しました。

テレマティクスユニットACU6の特長



ACU6は、バス、トラック、建設機械など様々な車両に対応した次世代テレマティクスユニットです。このユニットは、拡張可能性と多様性を備え、あらゆる通信技術をサポートする設計がされています。自動車メーカーや運営者、ナビゲーションなど、さまざまなアプリケーションを同時にホストできる機能を持っています。

さらに、このユニットは高い接続性を実現しつつ、動作の信頼性やサイバーセキュリティの問題への対応も考慮されています。ACTIAは、ハードウェアの仮想化やアプリケーションのパーティション化に向け、主要なプレーヤーと提携し革新を推進しています。また、市場の成熟度に応じて5Gインテグレーションの導入も見込まれています。

公共交通向けICTシステムの提供



ACTIAは、公共交通システム用に相互運用可能なICTソリューションも展示しました。このシステムは、ACTIAグループの車体アーキテクチャの専門知識をもとに構築され、ハードウェアからソフトウェアまでの自由なアプローチが可能です。ファンクションブロックを活用することで、車載サービスの相互運用性が確保され、車両やシステムの開発コストだけでなく、その後のメンテナンスコストも削減できます。さらに操作性や信頼性も向上する点が特徴です。

接続される機器には、ビデオ監視システム(CCTV)、乗客情報表示、乗車券システム、ドライバー端末などがあり、どれも標準コネクタを用いて簡単に接続できます。

ACTIAの日本市場へのアプローチ



ACTIAは、2019年9月に横浜に日本法人を設立して以来、日本市場にも強い関心を持っています。日本市場に密着することで、地域のニーズを理解しながら、国内の製造業者とあらゆる面で関係を深めていくことを目指しています。ACTIAは、長年の経験を活かし、地域の特性に応じたソリューションを続々と提供していくことでしょう。

このように、ACTIAは自動車技術の先駆者として新たな一歩を踏み出し、次世代の自動車産業において重要な役割を果たしていくことが期待されます。

【展示情報】
オートモーティブ ワールド
会期: 2021年1月20日(水)〜22日(金)
会場: 東京ビッグサイト

【会社概要】
ACTIAグループは1986年に設立され、現在、車載電子機器を含む多様な電子システムを提供しています。

会社情報

会社名
ACTIA Japan 株式会社
住所
神奈川県横浜市中区新港2-2-1横浜ワールドポーターズ6階
電話番号
045-222-2070

トピックス(IT)

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