カンロが地域に寄贈した8,640個の人気商品
2024年11月5日、カンロ株式会社が長野県の松本市と朝日村において、自社の人気商品であるカンロ飴やピュレグミなど、8,640個を寄贈する式典を開催しました。この寄贈は、地域住民との絆を強化し、糖に対する正しい知識を広めることを目的に行われており、今年で33回目を迎えます。寄贈先には保育園、幼稚園、高齢者施設、福祉施設など116か所が含まれており、地域の多くの人々に喜ばれています。
地域との結びつきを大切に
カンロは長野県に3つの生産拠点を持ち、毎年地域に貢献しています。松本市役所での寄贈式では、副市長の中野嘉勝様が参加し、カンロの松本に対する感謝の気持ちと今後の期待を表明しました。松本工場長の藤本敬二は、カンロが地元の支えを受けていることを実感していると濃厚に伝えました。
朝日村役場での式典では、村長の小林弘幸様が参加し、地域の小学生たちが工場見学をしたことについて意見換えしました。カンロは、子供たちが実際の製造現場を体験することで、モノづくりの楽しさを知ってもらうことを重視しています。成長を促すこの取り組みは、地域の未来を育む大切な機会となることでしょう。
生産拠点としての長野県
長野県はアメの生産に適した気候を持っており、カンロの約半分の製品はこの地で作られています。松本工場では健康のど飴やピュレグミが生産され、朝日工場では多様なグミ製品が生産されており、日々多くの若手社員が活躍しています。工場で働く約300名は、それぞれの目標を持ちながら協力して成果を出しています。
また、カンロは地域との連携を強化するため、毎年1月に開催される「松本あめ市」に出展し、地域の人々との交流を深めています。このイベントでは、カンロの公式キャラクター「カンロちゃん」が登場し、楽しい輪投げゲームを通して地域の人々とのコミュニケーションを図ります。
食育と食の安全を推進
カンロは地域の子供たちに対して、工場見学を通じて食育を行っています。2024年には、朝日小学校をはじめとした2つの学校からの要望に応じて、工場見学を開催しました。オンラインでつないだ見学通路から教育を行い、学生たちはグミ作りの工程を学ぶ機会を得ました。
カンロの企業文化
カンロは112年の歴史があり、創業当時から変わらず、人々の生活に寄り添う商品を提供し続けています。公式キャラクター「カンロちゃん」や、店舗「ヒトツブカンロ」ではキャンディの魅力を広め、多くの消費者に愛されています。また、持続可能な未来に向けた企業として、健康経営や子育て支援にも力を入れています。
カンロは今後も地域との絆を深め、心がひとつぶ、大きくなるような瞬間を重ね続けていくことでしょう。地域に根ざした企業として、人々の生活に甘さを加え、未来をなだらかにしていくことが期待されます。