明治村に新たな飲食体験が誕生
2025年3月18日、名古屋市を中心に活躍する株式会社名鉄インプレスが、博物館 明治村内に新しい飲食店「メイジ珈琲時館」をオープンします。この日は、明治村の開村60周年を祝う特別な日でもあり、訪れる人々にとって思い出深い体験が待っています。
ノスタルジックな空間を演出
「メイジ珈琲時館」は、明治時代の古き良き雰囲気を大切にするため、煉瓦造りの工部省品川硝子製造所の内部に設けられます。ステンドグラスや型板ガラスで飾られた店内は、光が優雅に差し込む空間を演出。訪れた方々は、ただ珈琲を楽しむだけでなく、まるで明治時代にタイムスリップしたような貴重なひとときを堪能できるでしょう。
多彩なメニューが豊富
新店舗では、厳選された様々な珈琲が味わえます。コナ珈琲やブラジル珈琲を中心に、まさに明治時代に愛された飲み物を再現。特に注目は、「あいすくりんソーダ(琥珀糖付き)」や「ビー玉ポンチ」といった現代風にアレンジされたスイーツ。いずれも異なる食感や風味が楽しめ、訪れた心を満たすはずです。
明治の伝統を感じるガラス製品
さらに、商品を提供する際には、明治39年創業の廣田硝子株式会社製のガラス食器を使用。珈琲を美しく引き立てる透明感のある器は、味わいだけでなく、視覚的な楽しみも提供します。また、これらのガラス製品の展示も行われるため、訪問者は工芸品としてのガラスの美しさにも触れることができるでしょう。
明治村の魅力を再発見
「メイジ珈琲時館」は、明治村内にある他の歴史的建物、特にブラジル移民住宅やハワイ移民集会所にちなんだメニューを通じて、文化的な交流の重要性も再認識させます。美味しい珈琲を味わいながら、異国情緒あふれる明治時代の物語に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
開村60周年を迎える明治村
開村60周年を迎える博物館 明治村は、これからも歴史的な遺産を守り続け、多くの人々にその魅力を伝え続けることでしょう。「メイジ珈琲時館」のオープンは、その新たなページの始まりでもあり、地域へもたらす観光振興の一助となることが期待されています。
ぜひ、明治村を訪れ、美味しい珈琲とともにノスタルジックな体験を楽しんでください。