イントロダクション
デジタルコンテンツの普及と共に、その管理手法も進化が求められています。特に著作権に関する業務は複雑化しており、多くの権利者がいる中、適切な売上分配を実現するための新しいシステムが必要です。そんな中、著作権管理の代行サービス「e-著作物管理流通Ver.2.0」の開発が株式会社マインドピースから発表されました。
サービスの概要
「e-著作物管理流通」という名の本サービスは、音楽、映像、電子書籍など、様々なデジタル著作物の売上を一元管理し、権利者への分配を行うことを目的としています。特に、今回発表されたVer.2.0には、以下のような新たな機能が追加される予定です。
1. 著作権管理団体からの対応
さまざまな著作権管理団体から提出される著作物使用料の分配明細書に対応することで、よりスムーズな業務運営が実現します。これにより、著作権者は自分の権利の範囲を正確に把握できるようになります。
2. 売上レポートの一貫処理
国内外を問わず、売上レポートの入力から最終的な権利者毎の支払調書出力までを一気通貫で処理できる機能が搭載されます。このシステムにより、権利者が手間なく情報を管理できるようになります。
3. 多階層分配の対応
特に法人向けには、複数の権利者を持つケースが頻繁にありますが、これを管理できる多階層分配機能が期待されています。これにより、法人が取得した著作物に対して適切に報酬を分配することが可能となります。
会社概要
株式会社マインドピースは東京都千代田区岩本町に本社を構える企業で、知的財産権に関する実務やシステム開発を手がけています。代表取締役の山下祐一郎氏のもと、常に革新を求める姿勢がこの新サービスの開発に反映されています。
公開されたサービスの詳細については、公式サイト「
e-著作物管理流通サービス」で確認できます。
お問い合わせ
マインドピースへの問い合わせや、サービスに関する詳細は、以下の連絡先から行うことができます。
電話:03-5809-2015
メール:e-cmds@mindpeace.co.jp
担当:小林
デジタル環境の変化を受け、著作権に関するニーズは高まっています。e-著作物管理流通Ver.2.0は、これらの課題を解決する一助となることが期待されています。今後の展開にも目が離せません。