Serverless OperationsがAI x 検索エンジン支援サービスを開始
2025年7月、株式会社Serverless Operations(東京本社、代表取締役:堀家隆宏)は、AIと検索エンジンの設計・構築を支援する新サービスを始めました。このサービスは、Amazon BedrockとAmazon OpenSearchを基盤にしたもので、企業の情報活用基盤を革新することを目的としています。
サービスのつながり
この新サービスは、インデックス設計やクエリの最適化を行い、さらにAmazon Bedrock上の基盤モデル(Claude、Titan、Mistralなど)を用いて、検索拡張生成(RAG:Retrieval-Augmented Generation)の実装を行います。これにより、検索機能の向上だけでなく、AWSの安全なインフラでの統合運用も実現します。
企業の情報活用の変革
Serverless Operationsの取り組みは、企業の業務知識を「探せる・使える・活かせる」状態に変えることです。特に、社内ナレッジやFAQの自動応答、さらには契約書や技術文書からの即時要約・回答生成など、業務効率化においても高い成果を挙げています。
日本初のOpenSearchパートナー
Serverless Operationsは、Amazon OpenSearchパートナーとして日本で初めて認定された企業であり、富裕層に特化したAWSサービスデリバリープログラムの一環で、この認定を得たことが背後にあります。この認定は、特定の技術的知識と実績を持つパートナー企業を対象としており、多くのエンタープライズ企業への導入実績が評価されました。
導入事例の紹介
以下に、本サービスを利用した実際の導入事例を紹介します。
某建設会社様
この会社は、約30万レコードの工事情報と関連する約330万ファイルを扱うプロジェクトに取り組みました。自然言語による関連工事とその関連ファイルの検索、さらに特定の工事データからの類似工事データの検索システムの構築をサポートしました。これにより、ユーザーはテキストやベクトル化データの両方を用いて、関連性の高いドキュメントを容易に検索できるようになりました。
北海道テレビ放送株式会社様
同社は人気番組「水曜どうでしょう」のライブコマースにおける視聴者数や放送の効果を計測するためのシステムに関して支援を受けました。2万〜10万人の同時視聴者数や10万件以上の販売データ、100万レコードにわたる放送インプレッションのデータ集計を行うシステムの構築にも成功しました。
株式会社RYODEN様
この企業では、自社の複数のSaaS製品を結ぶ中央集中的なログ分析基盤の構築を支援しました。各アプリケーションのデータを収集し、テキストや自然言語による検索機能を提供することで、問題発生時の解決に要する時間を大幅に短縮することが実現されました。
企業理念と今後の展望
Serverless Operationsは、企業を支えるパートナーとして、未来の成長の基盤を築くことを目指しています。AWSクラウドを活用し、デジタル技術を駆使して企業の競争力と成長を促進するための支援を行っています。これからのビジネスにおいて、AI×検索エンジンの組み合わせが不可欠となってくる中、同社がどのような役割を果たすのか、非常に注目されているところです。
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【会社情報】
- - 会社名: 株式会社Serverless Operations
- - 所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷3丁目51番10号
- - 設立: 2018年11月26日
- - 資本金: 1000万
- - URL: https://serverless.co.jp