AR技術で見る被爆の歴史
2023-04-11 17:34:15
長崎原爆遺跡で体感する被爆の歴史、AR技術がもたらす新たな理解
長崎原爆遺跡での新しい体験:ARコンテンツの導入
長崎の原爆遺跡は、1945年8月9日に落下した原子爆弾の被害を今に伝える重要な場所です。この地で、AR(拡張現実)を活用した新たな体験が始まりました。訪れた方々は、スマートフォンを使って、QRコードを読み込み、現地の説明とともに被爆の実相を具体的に知ることができるのです。
ARコンテンツの詳細
1. 爆心地AR
このコンテンツでは、原爆が投下された際の爆心地の様子を360度パノラマ画像で見ることができます。閲覧者は、過去の画像と現在の風景を比較することが可能で、施設や場所に関連するウェブサイトにリンクを通じてアクセスすることもできます。この体験を通じて、歴史と現実が交わる感覚を得られるでしょう。
2. 山王神社二の鳥居
二の鳥居の原爆による被害を観ることができるアニメーションも用意されています。破壊された鳥居が復元する映像は、歴史の重みを感じさせると同時に、再生の希望も感じさせます。この視覚的な体験を通じて、多くの人々がこの場所の重要性を再認識することができるのです。
長崎原爆遺跡とは
国指定史跡として位置付けられる長崎原爆遺跡は、被爆後の悲劇を伝える重要な文化財です。具体的には、爆心地や被爆校舎である旧城山国民学校、崖下に滑落した浦上天主堂旧鐘楼、爆風により傾いた旧長崎医科大学の複数の門柱などが含まれています。これらすべてが、今もなお長崎の人々の記憶に刻まれています。
この AR コンテンツは、被爆の現実を知るための新たな手段であり、教育的な価値が極めて高いと言えるでしょう。多くの人々が長崎を訪れ、この歴史を肌で感じることを期待しています。
株式会社MuuMuについて
このAR技術を提供するのは、株式会社MuuMuです。彼らはVR、AR、MRのテクノロジーをもとにしたコンテンツ制作を行っており、観光やアート、エンターテインメント、ビジネス向けの幅広いソリューションを提供しています。長崎や東京を拠点にしており、テクノロジーを通じて新しい体験を推進しています。
お問い合わせ
このたびのAR体験や株式会社MuuMuの取り組みに対しての質問や興味がある方は、担当の川口肇さんまでご連絡ください。詳細な情報は彼らのWebサイトでも確認できます。AR技術の進化と長崎の歴史的な価値を結びつけるこのプロジェクトは、未来の観光の在り方を示す一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社MuuMu
- 住所
- 長崎県長崎市城山台1丁目30番22号
- 電話番号
-
090-9109-5149