名取市で開催される「せり鍋まつり」に集まれ！地元の味満載の料理を楽しむ

名取の「せり鍋まつり」へようこそ

毎年恒例の「せり鍋まつり」が、11月3日に宮城県名取市のゆりあげ港朝市で開催されます。このイベントは、地元の特産品である名取のセリを使った鍋を無料で楽しめるとあって、多くの人々に親しまれています。今回は、名取の歴史や魅力的なセリ鍋についてご紹介します。

名取市とセリの深い関係

名取市のセリの栽培は、1620年頃から始まったとされ、その歴史は実に古いものです。特に「仙台セリ」として知られる名取のセリは、全国的にもその知名度と生産量を誇ります。実際、宮城県内のセリ生産の約80%が名取市で行われています。

伊達政宗公もセリを愛し、連歌の席でセリにちなんだ句を詠んだと言われています。このように、名取のセリは地元の歴史とも深い関わりがあります。香り高くシャキシャキとした食感が特徴の名取のセリは、まさに食の宝庫です。

せり鍋まつりの魅力

「せり鍋まつり」では、名取特産のセリをふんだんに使った鍋を、先着2,000名様に無料で提供します。イベント開始は朝の6時から。ほんのりとしたセリの香りと、鶏肉や地元の野菜の旨みが溶け込んだ鍋を楽しむことができます。この機会にぜひ本場の味を堪能してください。

イベントの詳細

- 日時: 2024年11月3日(日)朝6時～
- 会場: ゆりあげ港朝市（名取市閖上東3丁目5-1）
- 配布数: 2,000食（無くなり次第終了）
- 公式サイト: ゆりあげ港朝市

その他の楽しみ方

せり鍋以外にも、朝市内には様々なブースが並び、新鮮な海産物や地元の野菜、果物、さらには手作りのお土産などが販売されています。また、炉端焼きスペースでは購入した食材をその場で焼いて楽しむこともでき、他にも豊富なローカルなグルメが味わえます。

交通アクセスについて

ゆりあげ港朝市は、JR仙台駅から車で約38分、JR名取駅からは約15分でアクセス可能です。周辺には無料駐車場も完備されており、アクセスも良好です。ただし、イベント当日は「東北・みやぎ復興マラソン」が開催されるため、交通規制があることに注意してください。

地元の食文化を支えるゆりあげ港朝市

ゆりあげ港朝市は毎週日曜と祝日に開催され、約50店舗が揃って地元の新鮮な魚介類や野菜を提供します。その中心には、「ゆりあげキッチン＆ギャラリーメイプル館」があり、海鮮丼や地元食材を使った料理を楽しむことができます。観光や食文化を通じて、地域の豊かさを実感できるスポットです。

この秋、多くの人とともに名取市の「せり鍋まつり」を満喫しましょう！美味しい鍋と共に、豊かな食文化を感じられる一日になることでしょう。