株式会社MOYAIが発表した新型ネットワークカメラ
2022年4月、株式会社MOYAI(モヤイ)は新たなLED一体型高機能ネットワークカメラ「IoTube model Pro.W6」を発表しました。このデバイスは、最新のWi-Fi6通信技術を採用し、様々なセンサーを備えているため、多岐にわたるIoTソリューションを提供できることが特徴です。特に注目すべきは、リアルタイムで映像を確認し、双方向通話が可能な点です。これにより、より安全で便利な生活が実現されるでしょう。
IoTube model Pro.W6の特長
この新型ネットワークカメラは、2019年に発表されたLTE/4G通信モデルの成功を受けて開発されました。特に、4K魚眼カメラセンサーが内蔵されており、ユーザーは撮影した映像を遠隔地からストリーミングすることが可能です。加えて、LED蛍光灯としても使用できるため、設置が非常に簡単で、家庭や企業での利用が期待されています。
このカメラは、防犯対策や店舗でのマーケティング分析などの用途に利用される予定です。具体的には、駅のホームでの転落検知や、車椅子やベビーカーを使用している人々の見守りが可能です。また、アフターコロナ社会に向けた行動分析やマスク着用の検知機能も充実しており、広範なシーンでの活用が見込まれています。
先進の機能とデザイン
「IoTube model Pro.W6」は、次の五つの特徴的な機能を備えています:
1.
Wi-Fi6による超速通信 - 高速で安定した接続が実現。
2.
エッジAIに対応した高性能SoC - 個人情報にも配慮した設計。
3.
リアルタイム映像ストリーミング - 遅延のない映像確認。
4.
双方向通話機能 - マイクとスピーカーを活用したコミュニケーション。
5.
4K魚眼レンズでの後からパンチルズーム - 任意の部分を拡大して確認可能。
さらに、このカメラは8種類のセンサーを搭載しており、温湿度やCO2の測定、煙の検知などの機能を持っています。これにより、様々な環境における情報収集と分析が行え、業務やプライベートにおいて大いに役立つことでしょう。
公共性とデザインの調和
デザイナーは、AIとIoTを融合した公共インフラシステムとしてのデザインを重視しています。「誰もが安心できる社会を作るために、直感的に使える製品を目指しました」と述べており、デザインには多様性とユーザビリティが考慮されています。
また、グッドデザイン賞を受賞したことにより、IoTube model Pro.W6の評価がさらに高まっています。審査員からは「既存の蛍光灯をIoT化するというアイデアが優れている」とのコメントが寄せられ、その導入のしやすさが評価されました。
まとめ
株式会社MOYAIの「IoTube model Pro.W6」は、遠隔地からリアルタイムで映像確認ができる高機能ネットワークカメラです。多くのセンサーを搭載し、防犯や社会的なニーズにも応えるこのデバイスは、今後の生活をより便利で安全なものにしてくれることでしょう。では、ぜひその可能性を体感してみてはいかがでしょうか。
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会社情報
株式会社MOYAIは、東京都中央区に本社を構え、ネットワーク通信やAI、IoT関連のビジネスを展開しています。多様な用途に応じたデバイスの開発を行い、さらなる成長を目指しています。