長崎の海を守る!地元企業と連携したビーチクリーンアップ活動
一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクトは、長崎市内の企業である中村工務店と協力し、2024年11月9日(土)に長崎市南部の川原海水浴場でビーチクリーンアップ活動を実施しました。
この活動は、6月に続き2回目の開催となります。6月の清掃活動では、予想をはるかに超える量のゴミが回収され、社員からの「秋にも拾った方が良い」という声を受け、今回の活動が実現しました。
今回の活動は、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として開催されました。
川原海水浴場で清掃活動を実施
当日は、中村工務店の社員とその家族など、約50名が参加しました。子供連れの家族も多く、賑やかな雰囲気の中、清掃活動が行われました。
海岸には、ペットボトルやプラスチック、ビニール、漁具など、多くの海洋ごみが流れ着いていました。中には、外国語が書かれたペットボトルなども見受けられ、海洋ごみの問題は、もはや地域や国を超えた課題であることを改めて実感しました。
参加者の声
参加者からは、「拾っても拾ってもまた流れて来てきりがない。でも私たち人間がしたことなので清掃を続けていくしかない」という決意表明や、「高齢化が進む私たちだけではどうすることも出来ない。こうやってみんなでごみを拾ってくれているのはありがたい」という漁業者の言葉など、様々な声が聞かれました。
一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクト
一般社団法人NEXTながさきごみゼロプロジェクトは、「海洋ごみ問題」について認知を広め、県民ひとりひとりの身近な問題として捉えてもらうことを目指すプロジェクトです。
自治体やNPO法人、地元企業、学校などと連携した企画を実施し、「海ごみ撲滅」と次の世代にキレイな長崎の海を引き継ぐための啓蒙活動を行っています。
CHANGE FOR THE BLUE
「CHANGE FOR THE BLUE」は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
日本財団「海と日本プロジェクト」は、海と人との関わりを深め、海の豊かさを未来へつなぐため、様々な活動を推進しています。
このプロジェクトでは、子どもたちをはじめ全国の人が、海の環境問題を「自分ごと」として捉え、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくことを目指しています。