バリューコマースの新ソリューション『リワードDSP』
バリューコマース株式会社が、購買データと会員基盤を駆使した新たな成果報酬型広告ソリューション『リワードDSP』の提供を開始しました。
市場のニーズを捉えた新しい広告ソリューション
近年、インターネット広告市場は急激に拡大していますが、同時に複数の構造的な課題も浮き彫りになってきています。特に、ターゲティング広告の効果が低下し、獲得効率が悪化している点や、既存の顧客管理システム(CRM)が高LTV顧客の獲得に限界を迎えていることは、多くの広告主が直面している課題です。
バリューコマースは、広告主とメディア双方の問題を同時に解決するため、新しい広告ソリューションを開発しました。この『リワードDSP』は、広告収益とGMV(Gross Merchandise Value)成長を両立させることを目的としています。
リワード広告の特徴
『リワードDSP』は、バーチャルポイントモール「ポイクリ」上に広告を掲載し、複数の会員組織やリテールサイトから集約されたユーザーを対象に最適な広告配信を行います。特に、1st Partyデータを活用し、従来リーチしづらかった高意欲なユーザーに効果的にアプローチできる点が大きな特長です。
このソリューションは、ユーザーの行動に応じたポイント還元を行うことで、購買直前の意思決定を後押しし、投資対効果(ROASやCPA)を明確にすることが可能です。
メディアと広告主の双方にとっての価値
メディアのメリット
1.
広告収益とGMV成長の両立: リワード広告はユーザーを自社ECに再訪・再購買させる導線を持っていますので、広告収益を得つつ顧客を失うリスクを減少させます。
2.
顧客接点の拡張: ポイント獲得の機会を増やすことでアプリの利用頻度を高め、常に顧客と接点を持つことができます。
広告主にとっての利点
1.
スケールリーチの実現: 複数の会員組織やリテールサイトをエコシステムとして束ねることで、大量の高意欲ユーザーに接触することができます。
2.
高品質な配信: クローズドネットワークを通じて生活者層やロイヤルユーザー層にアプローチでき、短期的なCPA改善だけでなく、LTVの向上も期待できます。
2026年からのテストマーケティング
このリワードDSPは、2026年1月から自社サービスを対象にしたテストマーケティングを開始する予定です。実運用を通じて得られたデータとフィードバックを基に、さらに機能を改善し、提供価値を確かめるサイクルを確保していくとしています。
未来に向けた展望
バリューコマースは、アフィリエイト広告事業で蓄積したネットワークと運用ノウハウを生かしつつ、リワード広告分野でのプラットフォーム機能を強化していく方針です。コマースメディアの価値の最大化と、広告主にとっての新しい投資先の創出を目指し、「リワードを中心とした持続可能なECエコシステム」の構築を進めていくでしょう。
バリューコマース株式会社とは?
バリューコマースは、コマース事業や旅行事業において、テクノロジーやデータを駆使した集客や販売促進を支援しています。広告主やパートナー企業のビジネス成長を後押しする多様なマーケティングソリューションを提供し、旅行業界のDX推進にも貢献しています。また、先進的なテクノロジーと豊富なデータを基に、企業や消費者、社会が共に価値を創造する持続可能な未来を実現することを目指しています。
お問合せは、リワードDSPモジュール担当までどうぞ。