府中市での独自の試み「みんぷらシアワセ・デザイン会議」
新型コロナウイルスの影響を受けて、社会の価値観や生活様式は大きく変わっています。その中で、特に府中市では、市民が集まり、互いに支え合いながら社会課題に取り組む姿勢が重要視されています。本イベント「みんぷらシアワセ・デザイン会議」は、こうした背景のもとに生まれ、市民の協働を促し、社会のために何ができるかを共に探るためのプラットフォームを提供します。
参加者の対象は多様
この会議は、府中市内外の起業家、学生、NPO、企業、行政、市民など、さまざまな参加者を対象としています。また、まちづくりに興味がある方や社会課題について主体的に行動したい方にも活躍の場を提供することを目指しています。
設定された開催日
「みんぷらシアワセ・デザイン会議」は、2023年の8月から11月にかけて、合計5回のオンラインセミナーとグループワークを開催します。各開催日は以下の通りです。
- - 8月22日(土): 業界破壊企業とイノベーション
- - 9月6日(日): 府中の社会課題と実践事例
- - 9月19日(土): ソーシャルビジネスとその事業化
- - 10月17日(土): 横浜市の自治体と企業の共創
- - 11月14日(土): 他の参加者との意見交換と振り返り
各回ともに14時から16時まで行われ、参加は無料です。申込みは府中市の公式ホームページから行うことができ、電話やメール、FAXでも対応しています。
期待される参加のメリット
参加者には、事業構想のヒントや同じ志を持つ仲間と出会える機会、さらには府中市との連携が期待できます。特に、新たなサービスや事業を地域社会で試すことによる実験的なアプローチは、参加者自身だけでなく、市民全体の幸福度を向上させる要因となるでしょう。そのために金融機関と創業支援機関からの相談も受けられる場が設けられています。
各セミナーの内容と講師陣
各回ごとのセッションでは、実績のある講師が招かれ、具体的に社会課題の解決策をブレストする機会が提供されます。例えば、8月のセッションでは、「ハッピー・イノベーション」をテーマに、ビジネス・ブレークスルー大学教授の斉藤徹氏がアイデアを引き出します。続く9月の小林広和氏によるセッションでは、コロナによる社会課題をテーマにした具体的な解決策が討論される予定です。社会課題の認識を深めるだけでなく、その解決策を共に考えることができる非常に貴重な時間であると期待されています。
まとめ
「みんぷらシアワセ・デザイン会議」は、ただの会議ではなく、社会に価値ある事業を作り出すための、協働のチャンスです。府中市民が幸せを感じられるまちづくりに向けて、あなたのアイデアと情熱を共有する場として、ぜひ参加を検討してみてください。参加することで、確実に新たな出会いや学びが生まれることでしょう。