雷鳥救済の新たな試み！オリジナルTシャツが登場

新商品「雷鳥Tシャツ」の魅力

登山を愛する皆様に朗報です。株式会社山のトリコから、特別天然記念物として国指定され、レッドリストにも名を連ねる雷鳥と人々を繋ぐ「雷鳥Tシャツ」が登場しました。予約販売は2020年6月30日から開始され、登山者たちの環境意識の向上を目指すこの商品の詳細をご紹介します。

登山に最適なTシャツ

この雷鳥Tシャツは、ポリエステル100%の素材で作られており、特に登山に適した特性を持っています。主なポイントは以下の通りです：

- 吸水速乾性: 水分をすぐに吸収し、乾燥させることで快適な着心地を提供します。
- 紫外線遮蔽: UPF 30の機能を備えており、紫外線から肌を守ります。

登山中の過酷な環境でも、快適さを保つための機能性Tシャツとして登場です。

雷鳥の刺繍が際立つデザイン

Tシャツの袖には、雷鳥の刺繍が施されています。このデザインは、ただのアウトドアTシャツとは一線を画しており、登山時の会話のきっかけにもなります。この刺繍は、雷鳥Tシャツのアイコンとして商標登録の申請も行われています。登山者同士の交流を生むポイントとしても魅力的です。

テスト運用から得た市場の反響

2019年の登山シーズンに、実際にパイロット版がテスト運用されました。その結果、全国の山々で多くの好評の声が寄せられ、「どこで買えるんですか？」という質問が多数寄せられたことから、確かな市場のニーズが確認されました。実際に購入した人たちの反応を基に、商品化が決定されたのです。

環境保護への貢献

この雷鳥Tシャツの購入が、直接的に雷鳥の保護活動に繋がります。売上の一部は、ライチョウ基金や山小屋運営団体への寄付となり、雷鳥調査・保護活動に活用されます。「雷鳥と人をつなぐ架け橋になりたい」という理念のもと、この商品は生まれました。

登山者の意識変化を促す背景

近年、登山者の増加により山の環境が危機にさらされています。マナーの無い登山者によるゴミの廃棄や自然破壊が問題視されており、雷鳥の生態にも影響を与えています。このような状況下で、雷鳥Tシャツが登山者たちの環境意識を見直すきっかけとなることを期待しています。

新型コロナの影響と今後の展望

新型コロナウイルスの影響で、山小屋の運営も厳しい状況にあります。感染対策に追われている中で、営業を断念する山小屋も増加していますが、雷鳥はこれらの山小屋とも関わりが深い存在です。売上の一部は、こうした山小屋への支援にも充てられるため、一層の社会貢献が見込まれています。

今後、初年度に3000枚の販売を目指し、60万円の寄付を計画しています。新デザインのTシャツも順次販売予定で、オンラインでの展開に力を入れていくとのことです。