水谷千重子さんがプロデュースした「山椒香る和風万能だし」が、第20回松山ブランド新製品コンテスト“NEXT ONE”で金賞、つまり愛媛県知事賞を受賞した。この素晴らしい成果を祝し、彼女への独占インタビューを通じて、その背景や商品の魅力を深掘りすることにした。
水谷千重子さんの声を借りるならば、「金賞受賞のお気持ちはいかがですか?」という問いには、彼女は「本当に嬉しいです!やすまるだしさんのこだわりが光る、上品な山椒の味を全国に届けたいです」とのこと。彼女は昔から山椒に対する愛着が強く、最近その魅力を再認識したことで、このだしに結びつけることを決意したようだ。
では、具体的に彼女が山椒の選定においてどのような工夫を施したのか、興味深い話を聞けた。水谷さんは「山椒が強すぎるとだしの旨味を損なうと思ったので、香りのバランスを大切にしました」と述べ、より豊かな風味を引き出すために配慮を重ねたとのことだ。これは実に巧妙なアプローチで、全国の食卓に新たな味を提供することに成功した。
また、今後の展開についても目を引く話題があった。水谷さんは「実は、今までにない配合のポン酢をプロデュースしたいと考えているんです。やすまるだしさんがその実現を手伝ってくれるといいなと思っています」と語り、さらなる商品の登場を期待させる発言を残した。彼女の情熱が交じった言葉からは、これからの新製品にも心弾む思いが感じられた。
彼女が強調したのは、「すべてはお出汁から!」という言葉で、このシンプルながらも力強いメッセージは、多くの家庭の食事をより豊かなものにすることを目指しているようだ。
本コンテストは、松山商工会議所が優れた製品を見つけ出し、企業の成長を支援するために2005年度より開催しているもので、今回で20回目を迎える。2024年の12月12日には松山市内で行われるとあって、より多くのバラエティに富んだ製品が集まることが期待される。
さらに「山椒香る和風万能だし」は、その独特な味わいだけでなく、愛媛県産のイワシ煮干しをはじめとした5種類の厳選素材との組み合わせが魅力だ。だしパックとしてはもちろん、粉末調味料としても使えるため、家での料理に新たな風を吹き込んでくれるアイテムとなっている。
この製品は、やすまるだしオンラインショップや友近ショップ、さらには道後湯之町にある店舗でも手に入る。価格は1,200円(税込)で、176gの内容量であり、8.8g入りの袋が20パックセットになっている。
水谷千重子さんが心込めてプロデュースしたこの「山椒香る和風万能だし」。その受賞の理由や開発の背景を知ることで、料理の楽しみがより一層増すこと間違いなしだ。今後の展開にも目が離せない。ぜひその味を体験してみてほしい。