NSDと網屋が提携、国産SIEM「ALog」の販売開始へ
NSDと網屋の代理店契約結ぶ
株式会社NSD(略称:NSD)は、2023年10月、株式会社網屋(東京中央区)と販売代理店契約を締結し、同社のカンタンSIEM(統合型ログ管理)製品「ALog」の取り扱いを開始することを発表しました。この契約により、NSDは「ALog」を通じて顧客のサイバーセキュリティ対策を強化し、安全なIT環境を提供していく考えです。
NSDは1969年に設立され、以来、数多くの業種や業態でソフトウェア開発、ITインフラ構築、コンサルティング、セキュリティ製品販売を行ってきました。特にエンタープライズ企業を中心に、信頼性の高いITサービスを提供することに注力しています。今回、網屋と提携する背景には、顧客の情報漏洩を防ぐためのセキュリティ対策の重要性があるといえます。
純国産製品「ALog」の特長
「ALog」は、専門知識がなくても使える容易なインターフェースを持ちながら、高いログ管理機能を提供する国産のSIEM製品です。本製品は、サイバー攻撃の検知や影響範囲の特定など、企業が直面する様々なサイバーリスクに対処するために知識なしでも活用できます。また、サブスクリプション型でクラウド版とオンプレミス版の選択が可能であり、様々なビジネス環境でのニーズに応じることができます。
調査によると、「ALog」は国内外で6,000契約以上の導入実績を誇り、サーバアクセス市場で17年連続で国内シェアNo.1を達成しています。これにより、NSDは自社のクライアントに向けて、包括的なサイバーセキュリティ対策を一層進化させるための重要な製品を手に入れたと言えるでしょう。
両社の強みを活かしたシナジー
NSDと網屋の提携は、これからのサイバーセキュリティビジネスの拡大へ向けた重要な第一歩です。両社はそれぞれの専門性を活かして、顧客に対して一貫したセキュリティ対策を提供するとともに、より効果的なソリューションを展開することが期待されます。
これからのデジタル社会では、サイバー攻撃の脅威が常に存在し、多くの企業がその対策を急務としています。NSDは網屋との提携を通じて、顧客情報の保護と信頼性の向上に向けた取り組みを強化し、安心してデジタルサービスを利用できる環境を提供することを目指しています。特に、AI技術を活かした判断能力を高めることで、より迅速かつ正確なリスク管理が可能になると考えられています。
まとめ
この度の提携により、特にエンタープライズ企業においては、高水準のセキュリティサービスを受けることが可能になります。両社は今後も協力し、セキュリティ対策の向上を目指していくことでしょう。これにより、日本全体のITセキュリティの強化が期待されます。
会社情報
- 会社名
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株式会社NSD
- 住所
- 東京都千代田区神田淡路町2-101ワテラスタワー
- 電話番号
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03-3257-1130