Acompanyが新たな一歩を踏み出す!百瀬孝紀氏を執行役員CROに選任
愛知県名古屋市に本社を置く株式会社Acompanyは、国内で活躍する有能な若手研究者、百瀬孝紀氏を執行役員CRO(Chief Research Officer)に任命しました。この新たな人材の参画は、Acompanyのコア技術であるハードウェア型秘密計算(Confidential Computing)をさらに強化し、事業のさらなる発展を促す狙いがあります。
秘密計算技術の重要性
秘密計算とは、データを暗号化したままで計算を行う技術であり、その必要性は年々高まっています。特にデータとAIの保護が重視される今日、Acompanyが提供するセキュリティソリューション『AutoPrivacy AI CleanRoom』や『AutoPrivacy DataCleanRoom』は、業界内で注目を集めています。百瀬氏の専門性を生かし、研究開発を強化することで、これらの技術を実用化し、安全性と利便性をさらに向上させることが期待されています。
新しい研究機関「CC Lab」の設立
また、百瀬氏の任命と同時に、Acompanyは秘密計算特化型の研究機関『Confidential Computing Lab(CC Lab)』を新設しました。この研究機関は、ハードウェア型秘密計算に焦点を当て、先端技術の研究・開発を行う場となり、百瀬氏が初代所長に就任することで、その方向性と実現に向けたリーダーシップを強化します。
百瀬孝紀氏の背景
百瀬氏は名古屋大学大学院の情報学研究科を修了後、セコム株式会社IS研究所で暗号・セキュリティ技術の研究に従事。その後、米国イリノイ大学で客員研究員として活動し、困難な研究課題にも挑戦した実績があります。彼は4年連続でACM CCSに論文を発表し、国際的にもその研究は高く評価されています。百瀬氏の豊富な経験と専門知識は、Acompanyが狙う非連続な成長において欠かせない要素です。
経営陣の期待
百瀬氏の就任について、Acompanyの代表取締役CEOである高橋亮祐氏は、「百瀬は秘密計算領域における若手トップ研究者であり、その知見が私たちの経営に大きく貢献することを確信している」と期待を寄せています。新たな戦略を掲げ、ハードウェア型秘密計算の研究開発をリードすることで、Acompanyはさらなるプライバシーテクノロジー領域におけるリーダーシップを確立し、全球的な競争力を強化していくことを目指しています。
Acompanyの未来
今後、百瀬氏がCROとしての役割を果たし、研究開発と事業開発を統一的に進めることが重要です。彼は「ディープテックの社会実装には研究と事業の連携が必要であり、そのために全力を尽くします」と強い意気込みを見せています。Acompanyは、百瀬氏との連携により、既存の技術をさらに革新し、プライバシーに特化した技術を活用することで、業界の最前線をリードすることが期待されます。
Acompanyの挑戦はこれからも続きます。新たな研究機関CC Labの活躍、そして百瀬氏がもたらす革新に注目です。