在宅業務の新時代へ、エンタープライズブラウザを活用したVDIの限界を超える

在宅コールセンター・金融業界が抱えるVDIの課題

近年、リモートワークが普及し、多くの企業がVDI（仮想デスクトップインフラ）を導入しています。しかし、この新しい働き方に伴い、VDI環境が抱える課題も浮き彫りになっています。どのような問題が立ちはだかっているのか？それに対する解決策として注目されているのが「エンタープライズブラウザ」です。

VDIは何年もの間、リモートワークを支える重要なインフラとして重宝されてきました。しかし、情報漏えいやマルウェア感染、また不正アクセスが増える中、従来型のVDIだけで対策することは難しくなっています。特に社外PCからのアクセスが増えると、もはやVDIの運用が単純な方法では通用しない現実が明らかになりました。リモートワーク特有のリスクに対応するためには、新たな視点が必要です。

エンタープライズブラウザの出現

昨今、運用負荷やコストの増大が問題視されている中、「エンタープライズブラウザ」がその解決策として注目されています。この新しいアプローチは、シンプルで安全な業務環境を構築しながら、VDIの機能を網羅することが可能です。これによって、企業は業務効率を犠牲にすることなく、セキュリティを強化することができます。

この新たな方法の核心は「見せるべき情報のみを見せる」という点にあります。VDIは閉ざされた環境でセキュリティを保つ方法ですが、エンタープライズブラウザは情報を適切に選別し、必要なデータのみを表示することで、より柔軟な防御を実現しています。これは、業務においてちょうど良いバランスを見つける手助けとなり、目的としての“脱VDI”を目指さずに、現場に合った安全対策を講じることができます。

ゼロトラストへの第一歩

本ウェビナーでは、「エンタープライズブラウザとは何か？」という疑問を解消し、その必要性を明確にします。具体的にどういった課題を解消できるのか、実際の活用シナリオを交えながら解説します。また、顔認証や覗き見・撮影機器を検知する「テレワークサポーター」との組み合わせによって、VDIでは十分に対応できなかった物理的な脅威にも対処が可能です。これにより、IT部門の負担を軽減しつつ、セキュリティを保つことができます。

特に以下の方々への参加をお勧めします。