日販テクシードが提供する新たな支援サービス
2025年4月、日販テクシード株式会社が新たに開始する「ハイブリッドクラウド・システム統合オファリング」は、中堅規模の専門商社、倉庫業、陸運業に向けて設計された革新的なサービスです。このサービスは、企業が抱える情報システムの課題解決を目指し、既存の基幹システム(メインフレームやIBMi)と新たなクラウド環境を融合させることに特化しています。これにより、売上向上と業務効率化を同時に実現し、経営成果を直接引き出すための実行可能なDX基盤の構築を支援します。
提供の背景:守りのITから攻めのITへ
デジタルトランスフォーメーション(DX)が求められる現代において、多くの企業が従来の「守りのIT」では生き残れない状況に直面しています。特に、長年にわたりメインフレームやIBMiを基幹システムとして運用している企業では、以下のような経営リスクが浮き彫りになっています。
- - 拠点ごとに独立した業務システムが原因で受発注、在庫、運行のデータが分断されている
- - レガシーシステムの整備に人材がかかり、バックログが発生
- - ベンダーロックインにより保守費用が高騰し、攻めの投資が難しい
- - AIや自動化、データ活用といった収益拡大の為の仕組みを構築できない
これらの課題に対し、日販テクシードはレガシー資産を攻めの資産にシフトさせる「ハイブリッドクラウド・シフト」を提唱。リスクを伴う全面的なシステムのリプレースではなく、信頼性を保ちつつ、クラウドの持つスピードや拡張性を取り入れることで、企業が成果を上げられるよう支援します。
サービスの概要とその特長
この新サービスは、企業の具体的な経営課題の解決を画期的にサポートし、以下のような3つの柱を持っています。
1.
収益性向上:社内外のデータ統合を行い、AIを活用することで売上や粗利の向上を図ります。
2.
コスト最適化:レガシー資産とクラウドとのハイブリッド環境によって、構築・運用コストの削減を実現します。
3.
ガバナンス強化:セキュリティ設計を通じ、システムやデータのガバナンスを強化します。
また、以下の特長を通じて投資やセキュリティにおけるリスクを最小化します。
- - 既存システム維持を前提としたクラウド併用型
- - PoC(概念実証)形式での段階導入により現場負荷を軽減
- - ISMSおよびクラウドセキュリティ認証に準拠した情報管理と監査対応
これにより、競争力を確保しつつ、新たなビジネスチャンスを得ることが可能になります。
実績と今後の運用
日販テクシードは、50年以上にわたり日本出版販売(株)のシステム開発・管理を通じて得た豊富な実績をもとに、ハイブリッドクラウドの導入を推進しています。例として、ロボットを活用した最新の物流センターの立ち上げや、メインフレーム機能をクラウドに部分的に移行させることで業務コストを大幅に削減した事例があります。
戦略立案から運用までの幅広い支援メニューを提供し、システムの刷新と経営の高度化を同時に実現します。これにより、DX推進にもつながり、さらなる成長を見込んだ体制を構築しています。
お問い合わせと申し込み
2025年4月からのサービス開始に向け、興味を持たれている企業の方は、日販テクシードの公式Webサイトを通じて、お問い合わせや申し込みが可能です。日販テクシードが企業の未来を一緒に切り拓くお手伝いをいたします。