母子手帳アプリ『母子モ』がかほく市に登場!
石川県かほく市で、母子手帳アプリ『母子モ』の提供が始まりました。このアプリは、スマートフォンやタブレットを使って子育ての手助けをする新しいサービスです。10月1日から正式に提供が開始され、地域の子育て家庭に寄り添う形で利用されることが期待されています。
かほく市の子育て支援の理念
かほく市は「住んで(て)よかった みんなとつながる 自分にあった子育てを見つけるまち かほく」という基本理念のもと、地域の家族や親同士が支え合うネットワーク作りを推進しています。この理念に基づき、母子手帳アプリ『母子モ』が採用され、紙の母子健康手帳をデジタル化することで、子育ての利便性向上を目指しています。
『母子モ』の機能
アプリ『母子モ』には、以下のような多様な機能があります:
- - 健康データの記録・管理:妊婦と子どもの健康状態を記録し、予防接種や健診日程を管理。
- - アドバイスの提供:出産や育児に関する情報を提供し、妊娠週数や子どもの月齢に応じたアドバイスが受けられます。
- - 家族との情報共有:離れた距離に住む祖父母とも健康データを共有でき、家族で支え合うことができます。
さらに、利用者が24時間どこでも予約できる「オンライン予約サービス」も導入されており、子育て相談や教室の予約を簡単に行えるメリットがあります。これにより、忙しい親でもスケジュールを柔軟に調整しやすくなりました。
地域密着型のサポート
かほく市では、「おひさま」という児童家庭センターが存在し、子育てに関する疑問や悩みを相談できる場となっています。対面や電話で相談でき、さらには親子遊びの広場としても利用され、地域の交流の場にもなっています。さまざまなニーズに応えるため、外出が難しい家庭へも同行支援を行い、手厚いサポートを提供しています。
便利さの追求
『母子モ』の導入は、自治体の子育て関連サービスをデジタル化し、利用者の利便性を向上させる目的があります。これにより、地域密着の行政サービスを更に便利に、そして分かりやすく利用できるようになることを目指しています。
目指す未来
母子モ株式会社は、2030年までに妊娠から育児までの手続きをスムーズにし、保護者と自治体をつなぐ役割を果たすことを掲げています。アプリの導入は、地域の保護者の不安や負担を軽減し、より安心な子育て環境を作る一環として位置付けられています。
アプリの利用方法
母子手帳アプリ『母子モ』は、App StoreおよびGoogle Playから無料でダウンロード可能です。対応OSは、Android 8.0以上およびiOS 15.0以上となっています。自分の住む地域の情報を確認しながら、この新しいアプリをぜひ活用してみてください。
まとめ
かほく市での母子手帳アプリ『母子モ』の導入は、地域の子育て家庭にとって新たなサポートの形として、期待されています。デジタル化の進展とともに、地域の皆さんがより安心して子育てできる環境が整っていくことを願っています。