登録者数59万人を超える人気YouTubeチャンネル『山田五郎 オトナの教養講座』が、待望の書籍化!『めちゃくちゃわかるよ!印象派 ―山田五郎 オトナの教養講座』が、2024年6月26日に発売されます。
本書は、山田五郎さんが、印象派をはじめとする西洋絵画の巨匠たちの人生と作品を、ユーモアを交えながら解説したものです。
「なぜゴッホはひまわりを何枚も描いたのか?」「モネはなぜ睡蓮ばかりを描いたのか?」「ドガの隠しきれないヤバい性癖とは?」など、誰もが抱く疑問を、わかりやすく解説しています。
本書では、印象派の画家たちだけでなく、その周辺にいた重要な人物も紹介しています。ターナー、ミレー、クールベなど、印象派に影響を与えた画家たちから、セザンヌ、ゴーガン、ゴッホなど、印象派の後継者と呼ばれる画家たちまで、計18人の画家を網羅しています。
また、本書は山田五郎さんとアシスタントとのユニークな対話形式で展開されているため、難しいと思われがちな西洋絵画の世界も、楽しく学ぶことができます。
各章は、絵画の解説だけでなく、当時の社会情勢や美術界の動向なども紹介しており、印象派が生まれた背景を理解することができます。
印象派のすべてを網羅した、まさに決定版ともいえる本書。この1冊を読めば、印象派について詳しくなり、美術館に行くのがもっと楽しくなるでしょう。
山田五郎さんのユーモアあふれる語り口は、本書でも健在で、読み進めるのが楽しく、飽きることがありませんでした。
印象派の画家たちの作品はもちろん、彼らが生きていた時代背景や、当時の美術界の動向なども詳しく解説されているので、印象派という芸術運動が生まれた背景がよく理解できました。
特に興味深かったのは、ゴッホやセザンヌなど、後の近代絵画に大きな影響を与えた画家たちのエピソードです。彼らが、当時の美術界からどのように評価され、どのように苦悩し、そしてどのように独自の芸術を確立していったのか、彼らの生き様を通して、芸術の力強さを感じました。
本書は、印象派の絵画を鑑賞するだけでなく、芸術や人生について深く考えるきっかけを与えてくれる、まさに「オトナの教養講座」と言えるでしょう。