新潟医療福祉大学 初の高大接続研修会
新潟医療福祉大学は、2023年8月21日(木)に「第1回高大接続研修会」を開催し、県内外の多くの高校関係者が参加しました。この研修会は、教育機関が持つ連携を深化させることを目的にしており、参加者間での実践事例の共有が行われました。
基調講演と事例紹介
研修は、芝浦工業大学柏中学高等学校の中根正義校長による基調講演「探究学習と高大接続」でスタートしました。この講演では、高大接続の重要性とその実践方法について詳しく説明されました。
その後、新潟県立新津高等学校の小林真也先生や、芝浦工業大学柏中学高等学校の越野貴嗣先生、本学の杉崎弘周教授による具体的な取り組み事例が紹介されました。参加者はそれぞれの経験から得た知見を基に、教育現場における課題や工夫を語り合いました。
意見交換の活発な場に
研修中、参加者同士のグループ対話やパネルディスカッションが行われ、テーマに沿った多様な意見が交わされました。参加者からは「他校の取り組みを知り、自校に持ち帰るヒントを得られた」「今後の教育活動に活かしたい」という前向きな感想が多く聞かれ、大変意義深い会となりました。今回の研修会を通じて、高校と大学の連携がより一層強化されることが期待されています。
新潟医療福祉大学の取り組み
新潟医療福祉大学は、全国有数の看護、医療、福祉に関する教育を提供する大学です。六つの学部と十六の学科を持っており、医療現場で求められる「チーム医療」を実践的に学ぶ環境を整えています。また、全学を挙げて資格取得支援や就職支援体制を構築し、優れた国家試験合格率や高い就職率を誇ります。
特に、スポーツ関連の学科を有していることが本学の特長であり、医療やリハビリテーション、栄養とスポーツを融合させたカリキュラムが提供されています。これにより、参加者はより実践的で魅力的な学びの場を享受できます。
NSGグループの理念
新潟医療福祉大学は、NSGグループに所属しています。グループは教育や医療・福祉の他、幅広い事業を展開しており、地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指して、「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域活性化に貢献する取組みを行っています。詳細は、
NSGグループ公式サイトをご覧ください。
今後、地域や教育機関との連携を通じて、高校生の学びを支援し、社会に貢献できる人材を育成していく新潟医療福祉大学の今後の活動から目が離せません。