WSPと多摩美術大学の新たな取り組み
株式会社WSPが、多摩美術大学生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻の4年生、小谷百合香さんの卒業制作を支援しました。このプロジェクトでは、ジュエリーとして流通しない真珠「ネイチャーパール」を用いたアート作品の制作が行われ、約25,000個のネイチャーパールが使用されました。
ネイチャーパールとは
WSPが提供するネイチャーパールは、あこや真珠の中でも特異な形状や色を持つため、一般的なジュエリーとしての流通は行われません。それでも一粒一粒が独自の美を持ち、アートとして新たな命を与えられることを目的とした活動です。これにより、真珠の多様性を感じるだけでなく、クリエイターたちにとっての新しい表現手段となっています。
小谷百合香の作品『祈りの白』
小谷百合香さんの作品は、タイトルが『祈りの白』と名付けられ、古来より純粋や無垢の象徴とされてきた「白」をテーマにしています。白い胡粉や薄墨色の絹を使った糊防染や刺繍技法で、自然由来の美しいゆらぎを持つネイチャーパールを組み合わせることで、白が持つ祈りの力を取り戻そうと挑戦しています。作品は2026年の修了制作展「LEAVE」で一般公開される予定です。
WSPの取り組みの背景
WSPの活動は単なる素材提供に留まらず、真珠文化の持続可能な未来に対する深い想いが込められています。「Love Our Nature」というキャンペーンの一環に位置づけられ、若い世代に日本文化の象徴である真珠の魅力を伝えようとしています。藪野真紀子社長は「今回の試みを通じて、多くの若いクリエイターがネイチャーパールの個性を活かし、ユニークな作品を生み出してくれることを期待しています」とコメントしています。
未来への展望
WSPでは、引き続き教育機関にネイチャーパールを提供し、より多くのクリエイターとの共創を進める計画です。ネイチャーパールが持つ可能性を広げることを目指し、未来の真珠文化を支える活動を続けていきます。
一般公開される展覧会の詳細は以下の通りです:
- - 展覧会名称:多摩美術大学生産デザイン学科 テキスタイルデザイン専攻 卒業制作・修了制作展2026「LEAVE」
- - 会期:2026年3月4日(水)〜3月8日(日)
- - 会場:スパイラルガーデン(東京都港区南青山5-6-23)
- - 入場:無料
- - 開場時間:11:00〜20:00(最終日19:00まで)
最後に
WSPの取り組みは、若手クリエイターの発掘と育成の場となり、持続可能な真珠文化の構築にも寄与することを目指しています。真珠の美しさを再発見する機会として、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいものです。これからの活動に期待が高まります。