三井物産デジタル・アセットマネジメントとW&Pの業務提携
三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社(MDM)と、独立系資産運用アドバイザー会社の株式会社W&P(W&P)は、金融商品仲介業に関する業務委託契約を締結しました。この提携により、MDMはW&Pに自社が開発・提供する資産運用サービス「ALTERNA」で行うデジタル証券の取り扱いを委託します。
提携の内容と目的
MDMが提供するALTERNAサービスでは、デジタル証券の商品に対して、W&Pからの専門的なコンサルティングを受けることができます。これにより、顧客は自らの資産形成に役立つ情報を得ることができるのです。提携の目的は、MDMが提供するデジタル証券ファンドの魅力を最大限に引き出し、さらなる投資機会を提供することにあります。
資産運用の重要性
近年、資産運用の必要性が広く認識されるようになり、投資家のニーズは多様化しています。株式や債券、投資信託などの従来の選択肢に加え、MDMとW&Pは新しい形態の資産運用を模索しています。この提携によって、顧客は新たな投資手段や情報を得られる環境が整います。
W&Pの紹介
株式会社W&Pは、全国で金融商品仲介業を展開する企業です。その理念は「IFAビジネスを通じて、顧客の長期的な資産運用と金融市場の健全な発展に貢献する」です。多数の経験豊富なIFAが在籍し、顧客に対して長期的な視点から個別のニーズに応じた資産運用アドバイスを提供しています。今回の提携を通じて、投資家のニーズに応じた新たな機会を提供することが期待されています。
ALTERNAサービスの特長
ALTERNAは、都心型の大型不動産、物流施設、さらには発電所のような安定した収入が見込める実物資産に、スマートフォンを用いて手軽に投資できるサービスを提供しています。これにより個人投資家は、以前は機関投資家専用だった資産にもアクセスできるようになり、10万円からスタートできる小口投資が可能となっているのです。
投資の選択肢を広げるALTERNA
同サービスは「貯蓄から投資へ」という流れの中で、新たな選択肢を個人投資家に提供し、資産形成を支援します。また、金融リテラシーの向上や、日本の金融市場の健全な発展にも寄与することを目指しています。
さまざまなパートナーシップを模索するオルタナアライアンス
ALTERNAは多様な業種の企業パートナーを募集しており、金融商品仲介業者やリース会社、保険代理店などとの連携を進めています。このアライアンスを通じて、販売・金融商品仲介や共同開発などの新しいビジネスチャンスを創出することが期待されています。
企業情報
- - 三井物産デジタル・アセットマネジメント 代表:上野貴司 設立:2020年4月 本社:東京都中央区
- - 株式会社W&P 代表:三枝浩紀 設立:2019年7月 本社:東京都中央区
まとめ
この業務提携は、デジタル証券という新たな投資商品を通じて、個人投資家はより多様な選択肢を持つことができる環境を実現します。資産運用に対する理解が深まる中、MDMとW&Pは両社の強みを活かし、より多くの投資家に新たな可能性を提供していくことが求められています。