冷たい魅力、中勢製氷冷蔵の新しい『まる氷』
中勢製氷冷蔵の人気商品『まる氷』がリニューアルされ、イラストレーターNoritakeの手によって魅力的なパッケージが誕生しました。長年愛されてきたこの商品が、今後どのような新しい姿を見せるのか注目が集まります。
まる氷の特色
『まる氷』は鈴鹿布引山系から組み上げた地下150メートルの天然水を使用し、独自の製氷方法で作られています。濾過プロセスでは、徐鉄・徐マンガン装置、活性炭、逆浸膜フィルターを経て水中の不純物を徹底的に取り除き、72時間の時間をかけて製氷。その結果、純度が高く、高品質な氷が完成します。
さらに、製氷の過程には予冷が施され、均質でストレスのない氷が製造されます。デザインされた球体の形状は、ウィスキーやカクテルにぴったりの一品です。
(Photo by©️Narita Mai)
Noritakeのデザインへのこだわり
今回のパッケージデザインは、Noritakeが手掛けました。Noritakeは広告や書籍、雑誌、ファッションなど多岐にわたって活動する著名なイラストレーターです。彼の代表作には、著名なキャラクターやパッケージデザインが数多く含まれています。
Noritakeは今回のデザインに関して、「氷をオススメしている少年を描いた。全体のデザインはNekiの坂田さんと相談しながら、清潔感のあるイメージを目指した」とコメントしています。親しみやすさと新鮮さを兼ね備えたパッケージは、これから多くの人々に愛されること間違いなしです。
デザインスタジオNeki inc.
パッケージデザインを担当したNeki inc.は、京都に拠点を置くデザインスタジオで、グラフィックデザインと写真撮影に注力しています。彼らは「よく考えること」を大切にし、新たな発見や驚きをもたらすデザインを心がけています。
お客様の声
名古屋のオーセンティックバー「クライス」の田原春久氏は、氷の品質について高く評価しています。「中勢製氷冷蔵の氷は、お酒本来の味を引き立てつつ、邪魔をしない、そのままの味わいをしっかりと伝えてくれます。これまでいろいろな氷を試しましたが、まさに『これだ』という氷に出会った」と語っています。
中勢製氷冷蔵株式会社の歴史
中勢製氷冷蔵株式会社は1948年に設立され、当初は地域の水産業を支援するために氷を製造していました。長野浩也代表取締役は、20年以上にわたる設備投資により、高品質な食用氷の製造を追求し続けています。また、HACCP認証やFSSC22000認証を取得し、安心・安全な氷をお届けするために努力を重ねています。
現在同社は、一日112トン、年間2万トンの純度の高い食用氷を供給しており、業界内でのパッケージの重要性を認識し、商品の認知度を高めるためにリニューアルを行いました。
「Noritakeさんのイラストには、優れた雰囲気と説得力があり、インパクトのある仕上がりになりました。これからもスタッフの働き方改革や製氷業界の活性化に向けた取り組みを続けたいと思います。」と長野社長はコメントしています。
新しい『まる氷』を手に取ることで、その品質だけでなく、デザインの面でも喜びを感じることができるでしょう。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。