日本のウミガメ研究者が集結する、特別な3日間
2025年の11月、徳島県美波町で「第36回日本ウミガメ会議美波大会」が開かれます。この大会は、31年という長い年月を経て、美波町に舞い戻ることになりました。美波町はウミガメ研究において重要な場所として知られており、専門家や興味を持つ者たちが集まる中心的な役割を果たしています。
大会の歴史と重要性
日本ウミガメ会議は、1990年に始まり、年に一度、ウミガメにゆかりのある地域で開催されます。参加者は、当初の60人から増え、今では約300人が全国各地から集まるという大規模なイベントになりました。研究者や水族館関係者、学生など、さまざまな分野の人々が、この大会を通じて情報交換を行います。
開催地「美波町」とは
美波町は徳島県の海部郡に位置し、美しい海岸線が魅力の一つです。31年前に第5回大会が行われたこの地で、再びウミガメの保護・研究に関心を持つ人々が集まります。日和佐うみがめ博物館カレッタも今年7月に全面リニューアルし、訪れる人々に新たな体験を提供することが期待されています。
大会スケジュール
大会は11月28日(金)から30日(日)の3日間にわたり、以下のように進行予定です。
- 14:00頃 エクスカーション(カレッタと大浜海岸見学)
- 17:30頃 前夜祭開催
- 08:00頃 受付開始
- 09:00頃 開会式
- 09:20頃 一般口頭発表(5組)
- 11:00頃 ウミガメの歴史(近藤康男先生登壇予定)
- 12:00頃 記念撮影
- 13:30頃 日本のウミガメに関する発表
- 18:00頃 懇親会
- 08:30頃 開場
- 09:45頃 一般口頭発表(4組)
- 11:50頃 閉会式
全てのプログラムは、美波町の公民館で行われます。この場で集まることで、ウミガメに対する理解を深め、保護活動についての新しい知見を得ることができるでしょう。
参加方法
参加を希望する場合は、主催者であるNPO法人ウミガメ協議会のウェブサイト(
こちら)から申込みが可能です。参加費用の詳細についても同サイトで確認できます。
問い合わせ
この大会に関する問い合わせや具体的な情報は、NPO法人ウミガメ協議会(電話072-864-0335)まで。また、美波町に関する情報は、教育委員会社会教育課(電話0884-77-0028)に問い合わせることができます。
2025年、美波町にウミガメの未来を考える専門家たちが集まる、この貴重な機会をぜひお見逃しなく!