鳥獣被害対策システムの構築が進行中
協同コムが東京大学と連携し、鳥獣被害を減少させるための新たなシステムを構築しています。これまでの取り組みを基に、屋外用デジタルサイネージを設置し、実証実験を行うという重要な第一弾がスタートしました。
デジタルサイネージの導入
今回納入されたのは韓国HYUNDAI IT製のデジタルサイネージ「H467SL-2」。このデバイスは特に明るさが2,500カンデラで、IP65の防水機能を備えており、屋外での使用に耐えるための設計が施されています。協同コムは東京大学の研究を支援し、このデジタルサイネージを利用して光刺激を提供することによって、鳥獣の動きを観察する実験を行います。
設置場所は某県の畑内で、直射日光が当たる環境においても問題なく機能することが期待されています。
これによって農作物への被害を軽減する新たな手段を模索する意義ある実験が進められることとなります。
実証実験の内容
実証実験では、鳥獣が好むコンテンツの一つとしてリンゴの画像を利用し、鳥獣がどのように反応するかを観察します。嫌うコンテンツや逆に好まれるコンテンツをバランスよく表示することで、鳥獣の行動パターンを科学的に分析し、その結果が農作物保護にどのように役立つかを検証します。
このような取り組みは、デジタルサイネージを利用した新たな技術革新として注目されます。農業技術の進化に向けた新たな一歩と言えるでしょう。
企業の今後の展望
協同コムは今後もデジタルサイネージをはじめとしたICT機器の選定・納入・保守に全力を注ぎ、農作業を助ける様々なサービスを提供していきます。利用者からの無料相談も受け付けており、気軽に問い合わせることができる環境を整えています。この連携によって、より多くの農家や地域において過去の技術を超えた対策が進むことを期待しています。
詳細な情報や相談は、株式会社協同コムの公式ウェブサイトや、メール、電話で受け付けています。興味がある方は是非ご連絡を。