自治体向け自動翻訳技術の最新動向を探るシンポジウムが品川で開催

2024年2月19日、東京都品川区の品川インターシティホールにて、自治体での自動翻訳技術に焦点を当てた「第8回自動翻訳シンポジウム」が開催されます。このシンポジウムは、総務省が国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)及びグローバルコミュニケーション開発推進協議会と共同で企画したもので、「生成AIとAI翻訳 〜自治体での活用〜」をテーマにしています。

近年、観光業の振興や多文化共生の観点から、自動翻訳技術への関心が高まっています。このシンポジウムでは、研究者による最新の技術の紹介と、実際の自治体における翻訳機能の活用事例が発表される予定です。また、企業や団体による自動翻訳関連の最新製品やサービスの展示も行われるため、参加者は最新の情報に触れる絶好の機会となります。

シンポジウムのプログラムは以下の通り予定されています。
(1) 開会挨拶 - グローバルコミュニケーション開発推進協議会 会長
(2) 主催者挨拶 - 総務省
(3) 講演セッション:
- 基調講演「大規模言語モデルはどのように『ことばの壁』を超えるのか」 - 東京科学大学教授 岡田直観氏。
- 講演1「自治体における多言語翻訳技術の活用」 - 東京外国語大学名誉教授 鶴田知佳子氏。
- 講演2「自治体での多言語通訳サービスの活用事例 - 東京都板橋区での実績」 - コニカミノルタ株式会社。
- 講演3「自治体でのインバウンド対応における自動翻訳の活用」 - TOPPAN株式会社。
(4) 閉会挨拶 - NICT理事長 徳田英幸氏

このシンポジウムは、先着400名の事前登録制となっており、参加費は無料です。登録は、令和7年2月17日まで受け付けます。サステイナブルな未来を築くために、自治体が抱える言語の壁を克服するための多言語翻訳技術の研究開発が進んでいる今、是非この貴重な機会をお見逃しなく。

シンポジウムに参加を希望される方は、専用のウェブサイトからお申し込みが可能です。自治体での翻訳の可能性について深く学び、今後の施策に役立てるこの機会をぜひご利用ください。

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