岡山大学「微生物エクスプローラーズ」第11回ミーティングレポート
岡山大学が主催する研究グループ「微生物エクスプローラーズ」は、異分野の研究者たちを繋ぎ、新しい共同研究を生み出すことを目指しています。2026年1月26日には、津島キャンパスにある共創イノベーションラボで第11回のミーティングが行われました。このイベントは、微生物をテーマにした研究者の意見交換の場として位置付けられています。
ミーティングの概要
このミーティングには、教員や学生、さらには産学連携のコーディネーターなど約15名が参加し、活発な議論が交わされました。開会の挨拶は、学術研究院環境生命自然科学学域の金尾忠芳教授が行いました。続いて、京都大学の佐藤喬章准教授と跡見晴幸教授がそれぞれの専門的な知見に基づいた講演を行い、微生物の代謝多様性やアーキアのゲノム情報について語りました。
講演内容
- - 佐藤喬章准教授:微生物代謝の多様性と、その応用としての細菌叢制御の可能性についての講演。微生物の持つ独自の代謝機構が、環境問題解決に向けた新しいアプローチとなることを示唆しました。
- - 跡見晴幸教授:ゲノム情報を活用したアーキア代謝の解明について。微生物のゲノムを解析することで、新たな創薬やバイオテクノロジーへの応用が期待される研究成果を発表しました。
ミーティング後には、参加者同士の意見交換を通じて、さらに具体的な研究アイデアが生まれ、今後の研究展開に期待がかかります。
次回の展望
次回のミーティングは、2026年2月16日に予定されており、引き続き津島キャンパスの共創イノベーションラボで開催されます。このシリーズは地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の施設を活かした研究の場を提供し続けます。
研究グループの目的
「微生物エクスプローラーズ」は、微生物研究に従事する研究者たちが気軽に交流できるプラットフォームの構築を目指しています。このグループは、人間と微生物の関わりを深めることを通じて、新たな学問分野の創出を狙っています。
また、異なる専門分野の研究者が集まり、共同研究を行うことで、より複雑な課題解決に向けた新しい視点を提供する役割も果たしています。将来的には、学内外の研究資金獲得や、共通機器の配備など、岡山大学の微生物研究の基盤強化につなげることを目指しています。
まとめ
岡山大学の「微生物エクスプローラーズ」は、異分野融合の重要性を再認識させる機会を提供し、参加者たちにとって刺激的な場となりました。地域の研究大学としての岡山大学の今後の展開に、引き続き目が離せません。