IGNITIONレスリングアカデミーがサポーターズクラブを設立
千葉県袖ケ浦市に拠点を置く「IGNITIONレスリングアカデミー」は、創立3年目で金メダル55個を含む計111個のメダルを獲得してきた実績を持つ。アカデミーは、レスリング界全体の持続可能な発展と、スポーツを通じた次世代リーダー育成を狙いとして、2026年1月に新たな支援組織「IGNITION ACADEMY サポーターズクラブ」を立ち上げることを発表した。
設立の背景
レスリング界は現在、少子化に伴う競技人口の減少や、経済的格差による体験機会の損失といった問題に直面している。特に、競技の勝利を優先するあまり選手の燃え尽き症候群やセカンドキャリアの未整備が深刻な課題となっている。
IGNITIONレスリングアカデミーでは「理知的な指導」を掲げてきたが、単なる強い選手を育てるのではなく、レスリングを通じて社会で活躍するための「人間力」を育むことに取り組んできた。この理念を地域社会や企業とともに拡げていくための基盤として、サポーターズクラブの設立が決定された。
サポーターズクラブの理念
サポーターズクラブの支援は、選手の経済的な負担を軽減することに留まらず、以下の3つの長期的なビジョンに基づいて展開される。
1.
世界と学業を繋ぐキャリアパスの構築
国内外での競技力を強化するだけでなく、語学教育や学業のサポートを並行して行い、米国NCAAなどの海外奨学金獲得を目指す。
2.
息の長い強化システム
成長に応じた指導を実施し、目先の勝利に捉われず、選手が2036年の五輪などで世界で戦えるアスリートへと成長することを目指す。
3.
地域社会に還元される循環型エコシステム
支援を受けた選手が将来、指導者や社会人として地元に貢献し、地域全体で子供たちを育てるモデルを確立する。これにより、サポーターたちと共に地域を活性化し子供たちを育成していく。
プロフェッショナルたちの協力
サポーターズクラブでは、ビジネス・教育界のトップランナーがメンバーとして参画する。五常・アンド・カンパニー代表の慎泰俊氏や、CARPE DIEMの石川祐樹氏、Solafuneの湯川隆臣氏などがその一例で、彼らの専門的な知見を活かしてアカデミーの活動を支援していく。
代表のコメント
アカデミーの代表、佐藤吏氏は「私たちの挑戦は一人の力では成し遂げられない。地域に愛される存在になり、経済的理由で子どもたちの可能性を閉ざさないことを目指す」と述べている。
また、サポーターズクラブ会長を務める御園和宏氏は子供たちの成長を見守り、彼らがチャンスを持てる環境作りに尽力する意志を示した。サポーターたちは一致団結し、子供たちが安心して成長できる舞台を築いていくという目標を掲げている。
IGNITIONレスリングアカデミーの基礎情報
- - 設立: 2022年
- - 所在地: 千葉県袖ケ浦市袖ケ浦駅前2-29-32
- - 代表: 佐藤 吏(元全日本王者・天皇杯優勝)
- - 実績: 創立3年目には金メダル55個を含む計111個を獲得
この新たな取り組みは、これからのレスリング界の未来を変える大きな一歩となるだろう。子供たちの夢が叶う場所であり続けるために、サポーターたちの支援が欠かせない。興味がある方はぜひ、サポーターズクラブへの参加を検討してみてはいかがだろうか。