家族のサポートが糖尿病治療のカギ!『糖尿病ファミリーブック』が動画公開
株式会社幻冬舎ゴールドオンラインが運営する「話題の本.com」にて、『糖尿病ファミリーブック』(保坂 嘉之[著]/幻冬舎)の動画が公開されました。
本書は、30年以上にわたって糖尿病の診療を続けてきた著者が、患者と向き合う家族に必要な知識を解説したものです。
我が国の糖尿病患者数は、統計を始めた1997年以降、増加傾向にあります。近年では健康意識の高まりや予防検診の広まりによって頭打ちとなっているものの、依然として多くの人が糖尿病治療を受けています。特に、日本の糖尿病患者の9割以上を占める2型糖尿病は、遺伝的要因に加え、運動不足、飲酒、喫煙といった生活習慣が原因のひとつといわれています。著者は、治療のためには患者本人の努力だけでなく、家族のサポートによる食生活をはじめとした生活習慣全般の改善が欠かせないと強調しています。
著者は、長年の臨床経験から、現代の糖尿病治療は日々進歩しており、食事制限も以前ほど厳しくする必要はないと指摘しています。継続的な治療には、患者のペースに合わせて家族全員で健康的な生活を楽しみながら、糖尿病と上手に向き合うことが重要だと述べています。
本書では、糖尿病患者の家族が知っておくべき基礎知識や、患者に接する際の注意点などが詳しく解説されています。健康的な食生活を段階的に身につける方法や、日常生活に取り入れやすい健康習慣のポイントなども紹介されており、家族が患者を温かく見守り、支えながら伴走する重要性を説いています。
『糖尿病ファミリーブック』の概要
著者: 保坂 嘉之(ほさか・よしゆき)
所属: 医療法人芙蓉会理事長保坂内科クリニック院長、日本糖尿病学会、糖尿病専門医
経歴:
1962年11月16日群馬県生まれ
1969年、山梨県富士吉田市立下吉田第二小学校入学
1975年、富士吉田市立下吉田中学校入学
1978年、山梨県立都留高等学校入学
1981年、群馬大学医学部医学科入学
1987年、東京大学医科学研究所、細菌研究部入所
同年10月、群馬大学医学部第一内科入局
1989年、山梨医科大学大学院入学
1993年、上野原町立病院内科医長
1994年米国ミシガン大学糖尿病センターに留学
1997年、山梨医科大学内科学講座第3教室医
2001年、生活習慣病治療施設保坂内科クリニック開業
著書(共著):
『5分でできる糖尿病食事指導の早見表〜糖尿病食から糖尿病性腎症食、透析食まで〜』(南江堂)
『「7つの習慣」で糖尿病に克つ』(キングベアー出版)
動画公開について
『糖尿病ファミリーブック』の動画は、「話題の本.com」にて公開されています。動画では、著者が本書の内容をわかりやすく解説しています。
家族のサポートが、糖尿病治療の成功に大きく貢献する。本書は、そんな家族のための必読書です。ぜひ動画もご覧いただき、家族で糖尿病について学び、健康的な生活を送るためのヒントを得てください。