高松中央高校吹奏楽部、感動の全国大会進出
2024年10月6日、香川県で開催された『スポGOMI甲子園2024・香川県大会』において、高松中央高等学校の吹奏楽部チーム「うどんおいし~な!!!」が栄えある優勝を果たしました。この大会は、15歳から18歳の高校生たちがチームを組み、60分間でエリア内のごみをどれだけ集められるかを競う、地球にやさしいスポーツです。
高松中央高校の意義深い訪問
勝利を報告するため、優勝チームは香川県の池田知事を表敬訪問。この訪問は同県が誇るイベントであり、地元の海のごみ問題を把握し、意識を高める重要な役割を果たします。この活動は日本財団が推進する「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として行われており、地域の未来を考える貴重な機会となっています。
池田知事のメッセージ
池田知事は、この大会の役割について「香川県の調査によると瀬戸内海のごみは少しずつ減少していますが、まだ油断はできません」とコメント。彼は高校卒業後も、海洋ごみの削減に努めるよう呼びかけました。また、全国大会に進出することになった2年連続メンバーに期待を寄せ、「前回の経験を活かして良い結果を出してください」と激励しました。
優勝チームの意気込み
チームのメンバーは「全国大会に進めることがすごく嬉しいです」と喜びを表現。「このイベントに参加してから、目に見えるごみを減らす意識が変化しました。普段からごみを出さないように気を付け、地球に優しい行動を心掛けるようになりました」と語りました。彼らは昨年の全国大会では5位でしたが、今年は優勝を目指して一致団結して挑みます。
スポGOMI甲子園の取り組み
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションが主催する『スポGOMI甲子園』は、地域社会と海の環境について考え、行動するきっかけを提供するイベントです。この運動は、海洋ごみ問題への理解を深め、参加者自身が自分ごとの問題として捉えることを目的としています。特に若い世代の意識を高めることが重要であるとされています。
CHANGE FOR THE BLUE
このプロジェクトは、個人が海洋ごみの問題を認識し、社会全体の意識向上を促すことを目指しています。2018年から始まったこの取り組みは、産官学民の連携による海洋ごみ削減モデルを国内外へ発信するものです。プロジェクトは幅広い取り組みを展開し、多くの人々が海の環境保護を意識するきっかけを提供しています。
日本財団と海と日本プロジェクト
日本財団は、海が私たちの生活に与える影響について広く認識を深めるため、オールジャパンでのプロジェクトを展開しています。子どもたちや一般市民が海洋環境について考え、未来に引き継ぐアクションを促すことを目指しています。公式ウェブサイトには、さらに詳しい情報が掲載されています。
まとめ
高松中央高校吹奏楽部の全員が、環境問題に対して持つ意識を高めつつ、全国大会への挑戦を誓っています。この活動が、他の高校生たちにとっても同様の意義を持つことを願っています。彼らのさらなる活躍に期待しましょう。