タンザニア政府とのMOU
2025-08-25 14:26:42

日揮グローバルがタンザニア政府とLNGプラントに関するMOUを締結

日揮グローバル、タンザニア政府とLNGプラントに関するMOUを締結


日揮ホールディングス株式会社の海外EPC事業を担う日揮グローバルが、タンザニア政府と液化天然ガス(LNG)プラントに関する基本合意書(MOU)を締結したことが発表されました。このMOUは、日本のパシフィコ横浜で開催された「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」の署名文書披露式で日揮グローバルの山田社長とタンザニアの駐日大使、バラカ・ハラン・ルヴァンダ氏が共に署名した成果です。

タンザニアのLNG開発プロジェクト


タンザニア政府は、同国沖合に存在する推定35兆立方フィートの天然ガス田を基にしたLNG開発プロジェクトを計画しています。この膨大な天然ガスの埋蔵量は、日本の年間LNG消費量の約12年分に相当するとされており、それだけこのプロジェクトの重要性は高いと言えます。

本MOUの目的は、日揮グローバルが持つLNGプラントに関する技術的知見を提供し、プロジェクト実現を支援することに加えて、タンザニアのエネルギー人材育成にも寄与することです。具体的には、LNGプラントに関連する各種技術や経済性についての講義形式で知見を共有する計画が進められています。

日揮グローバルの実績


日揮グローバルは、アフリカ地域においてこれまでもナイジェリアやエジプト向けの陸上LNGプラント、さらにモザンビーク沖向けの洋上LNGプラントを成功裏に完工しています。現在もロブマLNGプロジェクトの基本設計や洋上LNGプラントの先行業務を行い、アフリカの持続可能なエネルギー開発に寄与しています。

他地域においても、LNG Canadaプロジェクトやアラブ首長国連邦のルワイスLNG新設プロジェクト、マレーシア向けニアショアFLNGプロジェクトなど、多くの大規模なLNG EPCプロジェクトが進行中です。これらの実績を背景に、今後もアフリカのエネルギー開発に貢献していく考えです。

今後の展望


日揮グローバルは、アフリカ地域におけるエネルギー分野での豊富な案件実績を活かし、現地のエネルギー資源を最大限に活用する持続可能な開発を推進します。これにより、タンザニアとの友好関係をさらに深め、地域の発展に寄与することを目指しています。日揮グローバルの取組みは、国際的なエネルギー市場においても重要な意義を持つと期待されています。


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会社情報

会社名
日揮ホールディングス株式会社
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA
電話番号
045-682-1111

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