OYOが賃貸市場に参入
2019-02-20 12:00:51
インドのユニコーン企業OYOが日本の賃貸市場に本格参入!「OYO LIFE」サービス開始
OYOが進出する新しい賃貸住宅の形 - 「OYO LIFE」
インド発のユニコーン企業OYOが、ヤフーとの資本提携により、新たな賃貸住宅サービス「OYO LIFE」を日本市場に打ち出しました。このサービスは、家具や家電が完備された部屋を提供し、敷金や礼金、仲介手数料が一切不要という、これまでの賃貸契約の常識を覆すものです。
「OYO LIFE」の特徴とは?
「OYO LIFE」は、『旅するように暮らす』をテーマに掲げ、テクノロジーを駆使して快適な生活空間を提供します。スマートフォン一つで物件の検索から契約、支払い、さらには退去手続きまでを簡素化し、まるで旅行の宿を予約する感覚で部屋を借りられるシステムを構築しました。これにより、従来の煩雑な手続きが驚くほど簡素化され、ストレスフリーな住まいが実現します。
また、都市部を中心に拡大する「OYO LIFE」では、各部屋に公共料金やWi-Fi料金、さらには定期的なハウスキーピングが含まれており、すべての基本的なアメニティが揃っています。これにより、自分のライフスタイルにぴったり合ったエリアで、思いのままに生活することができます。
シェアリングエコノミーの波に乗る
日本の市場においては、商品やサービスの「所有」から「利用」への意識の変化が進んでいます。この背景には、音楽、映像、アパレル、家具など、さまざまな分野でサブスクリプション型サービスが広がっていることがあります。「OYO LIFE」は、そんな流れを受けて、賃貸物件にも新たな価値を提供し、より多くの人々に利用してもらえるサービスを目指しています。
不動産オーナーに新たな価値を
さらに「OYO LIFE」は、不動産オーナーに対しても大きなメリットを提供します。OYOが持つ経験とブランド力を基に、賃貸物件の管理やメンテナンスを専門的に行うことで、オーナーの資産価値向上に貢献します。安定した家賃保証を提供しながら、定期的なメンテナンスを実施して不動産の専門的管理を行うという、これまでにないサービスを構築しました。
賃貸不動産市場は、IT化によって大きな進化を遂げると見込まれています。OYOは、日本国内での展開を加速させ、いち早く1,000件を超える物件を確保する計画です。これにより、多くの不動産オーナーから注目を集めており、サービス内容については問い合わせが殺到しています。
OYO CEOとヤフー社長のコメント
OYOの創業者でありCEOのリテシュ・アガルワル氏は、「この度、ヤフーとの合弁会社設立により、OYOが日本市場に進出できたことを非常に嬉しく思います。私たちは、世界で最も成長しているホテルブランドとして、その経験を活かして日本の顧客に価値ある賃貸住宅体験を提供できると確信しています」と述べています。
また、ヤフーの代表取締役社長 CEOである川邊健太郎氏は、「OYOの持つIT技術と私たちのマーケティング力を融合させ、賃貸市場に新たな価値を提供することを目指します。この『OYO LIFE』が、多くの人々の賃貸生活の課題を解決することを期待しています」と語っています。
このように、OYOとヤフーの提携は、賃貸住宅の新たな形を日本にもたらすことが期待されており、今後の動向に注目が集まっています。
会社情報
- 会社名
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OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN株式会社
- 住所
- 東京都千代田区内幸町2-1-1飯野ビル12F
- 電話番号
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