愛知県の記憶
2025-09-16 11:37:27

戦争から80年、愛知県の記憶を漫画で伝える新作が配信開始

戦争の記憶を漫画で次世代に



2025年9月16日、漫画『日本青年会議所版 戦争めし』の第3話が電子コミックサイト「ヤンチャンWeb」で配信が始まりました。この作品は、公益社団法人日本青年会議所(以下「日本JC」)と株式会社秋田書店、そして漫画家の魚乃目三太先生がタッグを組んだプロジェクトの一環として生まれたものです。特に第3話では、愛知県三河地域の豊川・豊橋を舞台に、戦後80年の節目における地域の記憶を掘り起こすことを目指しています。



この第3話のテーマは「三河の佃煮」。太平洋戦争を乗り越え、今もなお人々に愛されている三河の特産品に焦点を当てています。戦争という激動の時代の中で、地域にどのような影響を与えたのか、その歴史を紐解く内容となっています。



日本JCのプロジェクト



日本JCは、80年前の戦時下における生活や食に関するエピソードを全国から集め、それらを漫画という形で次世代へ伝える「80年前の物語発掘プロジェクト」を立ち上げました。この取り組みは、戦争の記憶が風化している今日、地域ごとに埋もれた歴史をもう一度顕在化させる試みとして注目されています。



食を通じた歴史の記憶



戦時中の食事は、どのように私たちの生活に影響を与えていたのでしょうか。『戦争めし』シリーズでは、食をテーマにした短編物語を通じて、当時の人々の心情や生活をほんわかと描き出しています。魚乃目三太先生の柔らかいタッチで語られる物語は、読者に深い感動を与えることでしょう。



漫画の配信は段階的に行われており、第0話および第1話は2025年7月18日に、第2話は8月19日に配信されました。続く第4話も2025年10月21日にリリースが予定されていますので、お見逃しなく。



佃煮のストーリー



佃煮は、三河地方の代表的な特産品です。第3話では、その歴史や背景にスポットを当てながら、戦後から現在にかけての人々の思いを描いています。食を通じて人と人との絆や、地域のアイデンティティがいかに形成されるのかが、物語を通して伝わってきます。



ぜひ、最新の第3話をお楽しみください。また、全ての話を通じて、戦争の記憶や人々の強さ、一つの食べ物が持つ意味を再考する良い機会となることでしょう。



第3話はこちらから読むことができます。

また、他のエピソードもぜひチェックしてみてください。共に「戦争めし」の世界へと旅をし、共感を深める時間を持ちましょう。


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会社情報

会社名
公益社団法人日本青年会議所
住所
千代⽥区麹町2丁⽬12-1VORT半蔵⾨7F
電話番号
03-3234-5601

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