大阪の養蜂家が手がけるダリアのはちみつ
大阪府和泉市に拠点を置く国産はちみつ「hachiiro」は、2024年3月から4月にかけて、休耕地を活用したダリアの花畑プロジェクトをクラウドファンディングで実施します。このプロジェクトは、特殊な花「ダリア」から取れる希少なはちみつの製造を目指しており、地域に還元することを目的としています。
プロジェクトの背景
「ミツバチがいなければ、朝のコーヒーも飲めなくなる」と語るハチイロ代表の樋渡利成氏は、現代社会における自然環境の減少がいかに深刻かを訴えています。都市化や大規模農業、外来生物の影響で、多くのポリネーターが絶滅の危機に瀕している状況を受けて「細やかな自然への感謝」を再認識する必要があると提唱しています。
ミツバチは、植物の受粉に欠かせない重要な存在であり、その活動があることで生態系は成り立っています。しかし、今の社会は自然を利用することにばかり目が向いており、その結果、自然が疲弊しつつあるのが現状です。このプロジェクトは自然を利用するだけではなく、自然を再生させることの大切さを先進的に示していくことを目指しています。
プロジェクトの目指す姿
このプロジェクトのメッセージは「ミツバチに教わった未来をつくる」と言えます。具体的には、以下の二つの理念を掲げています。
1.
自然の大切さを伝える
子どもたちに自然環境の保護の重要性を教え、彼らが未来のまちづくりに関与できるように導くこと。この営みを通じて、ミツバチや他の生き物たちが持つ役割を理解し、自然を大切にする心を育んでもらうことを期待しています。
2.
役割分担の重要性を学ぶ
ミツバチが協力し合って巣を維持する様子を例に、地域社会における協力の重要性を伝えます。各自が異なる役割を果たしながらも、相互に支え合うことで、持続可能な社会を築くことができます。
みつばちの日とその意義
毎年3月8日は「みつばちの日」として、多くの人々にその存在の重要性を再認識させる日となっています。これは「みつ(3)ばち(8)」という語呂合わせから制定されたものであり、世界的にも、5月20日には「世界ミツバチの日」があります。これらの記念日は、ミツバチや他のポリネーターへの理解を深める良い機会です。
クラウドファンディングの概要
このプロジェクトは、CAMPFIREで目標金額50万円を設定してクラウドファンディングを行います。期間は2024年3月8日から4月7日までで、支援プランは3000円から用意されています。リターンには、和泉市産のはちみつや養蜂体験、採蜜体験のプランが用意されており、支援者には深い自然とのつながりを感じる機会があります。
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会社情報
国産はちみつhachiiroは自然との調和を大切にし、和泉市の環境の中で育まれたはちみつを手作業で製造・販売しています。私たちが作るはちみつは、品質の高さだけでなく、その背景にある持続可能な理念をもお客様に届けたいと考えています。
興味がある方は、ぜひお問合せください。