新しい薬局業務の形「P-CUBE+g」
近年、医療業界ではデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が求められています。特に、保険薬局においては在宅医療やかかりつけ薬剤師の重要性が高まる中、ユニケが発表したクラウド薬歴連携システム「P-CUBE+g」は、今後の業務形態に大きな影響を与える可能性があります。
「P-CUBE+g」とは何か?
「P-CUBE+g」は、ユニケのレセコンにEMシステムズグループの「スマート薬歴GooCo DX」を組み合わせた新しいシステムです。このシステムは、クラウドを活用することで、薬歴の保存や管理をより効率的に行うことができます。それにより、診療や介護報酬の同時改定が迫る中で、薬局の業務が向上することが期待されています。
特長と利点
1. クラウドを活用した電子薬歴
このシステムは、PCだけでなくiPadにも対応しており、携帯性を生かした在宅医療や店舗間応援などでの利便性が向上しました。また、既存のPCやiPadを利用することで、導入の手間やコストを削減できる点もメリットです。
2. 業務の効率化
「ガイド機能」が搭載されており、処方内容ごとに確認すべき情報を提示します。これにより、服薬指導や薬歴作成にかかる時間が短縮されるでしょう。さらに、iPad版には「1分薬歴機能」があり、服薬指導を行いながらスムーズに薬歴を作成できる仕組みがあります。音声入力機能も加わり、手間をさらに減少させます。
3. 充実した対人業務
「Followcare」というオプションを利用すれば、処方箋の送信、先確認、服薬フォローアップ、オンライン服薬指導などの機能に対応します。これにより、薬局と患者のコミュニケーションが円滑になり、対人業務のさらなる強化が図られます。
今後の展開
「P-CUBE+g」は、医療DXのさらなる推進を目指しており、今後は情報の連携を強化し、ユーザビリティの向上を追求します。電子薬歴レセコン一体型システム「P-CUBEn」も同様に機能を充実させ、業務の効率化を支え続けます。
出荷予定と企業の使命
この画期的なシステムは2023年12月に出荷予定です。ユニケソフトウェアリサーチは、1985年の設立から医薬品情報に基づいたソフトウェア開発を行い、お客様の期待を超える体験を提供することを企業の使命としています。
お問い合わせ先
興味のある方は、ユニケソフトウェアリサーチにお問い合わせください。
医療業界の未来を切り拓く「P-CUBE+g」。今後の展開が楽しみです。