探究学習プログラム開始
2025-11-05 08:50:47

関東学院中学校とアーストラベル水戸が共同で探究学習プログラムを開始

関東学院中学校とアーストラベル水戸が共同で探究学習プログラムを開始



2023年、教育旅行を専門とするアーストラベル水戸が横浜市の関東学院中学校高等学校と提携し、5年間の中学2年生向け探究学習プログラムの設計と運営を始めました。プログラムは「学びの先には何があるのか?」というテーマを掲げ、茨城県つくば市を舞台としています。このプログラムを通じて、生徒たちは農業など地域課題に取り組みながら、学びがどのように社会に役立つかを体験し、自分の成長を実感します。

探究の道を歩むための新しい試み



関東学院中学校高等学校では、6年間の中高一貫教育の中で生徒に探究や研究の力を養うことを目指しています。特に中学2年生は、入試後の安心から学びへの意識が薄れがちな時期として、より意味のある学びの機会が必要とされています。この背景を受け、従来の修学旅行を見直し、教育的価値を高める新たな造りがスタートしました。

プログラムの流れ



2025年度には、7月から事前学習が始まりました。アプリを通じた起業体験や専門家の説明を交え、生徒は自身の興味と社会課題を見つめ直しています。そして11月には、つくば市で農業、宇宙、起業の分野に焦点を当てたフィールドワークを実施します。

時期 内容 目的
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7月〜10月上旬 事前学習(オンライン授業・アプリ活用) 社会課題の理解や自分の関心を見つける。
11月12日・13日 現地フィールドワーク 学びと社会のつながりを体験する。
12月中旬 振り返り・発表 学びを共有し、課題解決へのアプローチを発表する。

なぜつくば市を選んだのか



茨城県つくば市は、研究機関やスタートアップが集結した地域であり、教育に必要な多様なリソースが揃っています。地域課題を実際に学ぶ場として選ばれたことは、生徒にとって「勉強する意味」を再確認する機会となるでしょう。

探究に導くアプリの活用



今回のプログラムでは、中学校の教員が開発した起業体験ゲームアプリを使用します。生徒は仮想企業を立ち上げるシミュレーションを通じて、経営判断や社会問題の解決策を考察します。これにより、自然に社会への関心が深まります。

教育の未来を共に創る



関東学院中学校の教員、新堀雄介氏は、プログラムを生徒の学びにどう生かすかが重要であると強調しています。一方、アーストラベル水戸の尾崎精彦氏も、今回の取り組みを新たな挑戦と位置づけ、教育の枠を超えた学びの質を共に高めていくことを目指しています。

この5年間で、生徒たちが茨城の社会資源を通じて問いを育み、その経験が未来へとつながるような取り組みを進めていくことが期待されています。

【関東学院中学校高等学校 概要】


  • - 所在地: 神奈川県横浜市南区三春台4番地
  • - 校長: 森田 祐二
  • - 設立: 1884年(明治17年)
  • - 公式サイト: 関東学院中学校

【アーストラベル水戸株式会社 概要】


  • - 所在地: 茨城県水戸市白梅2-6-42 ジャパンビル2F
  • - 代表取締役: 尾崎 精彦
  • - 設立: 2019年
  • - 公式サイト: アーストラベル水戸


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会社情報

会社名
アーストラベル水戸株式会社
住所
茨城県水戸市白梅2丁目6−42 ジャパンビル 2階
電話番号

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