スポGOMI ワールドカップ 2025 石川STAGE
2025年3月20日、石川県金沢にあるしいのき迎賓館で行われた『スポGOMI ワールドカップ 2025 石川STAGE』が盛況のうちに終了しました。このイベントは、日本発祥のスポーツ「スポGOMI」の国内予選として位置づけられています。県内外から集まった21チーム62人が参加し、環境美化意識の高まりを感じさせる競技が繰り広げられました。
スポGOMIについて
スポGOMIとは、スポーツとごみ拾いを融合させた新しい形のアクティビティです。まず、3人1組のチームを結成し、制限時間60分内に各チームが指定エリアを清掃します。清掃したごみの量や種類に応じてポイントが与えられ、最も多くのポイントを得たチームが優勝します。環境問題への取り組みが、楽しみながらできるという点が魅力です。
第1回大会の結果
石川STAGEでは、スポGOMI甲子園強豪校の「チーム小松大谷」が見事優勝を収めました。チームはトータル10.69kgのごみを回収し、2173.7ポイントを獲得しました。この結果、他の21チーム中で圧倒的な差をつけることに成功しました。
特に印象的だったのは、タバコの吸い殻の回収量です。このカテゴリは1kgあたり1500ポイントに設定されており、チーム小松大谷は0.54kgを回収し、ここでもポイントを稼ぎました。一方、同じく優勝争いをした2位のチームは0.16kgしか集めておらず、この差が勝敗を分けたと言えます。
環境 awareness の向上
この大会を通じて、参加者の年代は4歳から76歳まで多岐にわたり、世代を超えた地域の関心を感じる機会となりました。スポGOMIの認知度が高まる中、より多くの人々が環境保護に積極的に取り組む姿が見受けられました。参加者は、競技を通じてただごみを拾うだけでなく、地域社会の中で環境問題の意識向上へつながる重要性を実感しているようです。
今後の展望
優勝したチーム小松大谷は、2025年9月に東京都内で開催される全国大会「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」に進出します。そこでの競技が期待される中、リーダーの山本詩さんは、「全国大会でも優勝を目指したい」と意気込みを語っています。ぜひ皆さんも応援してください!
環境問題は、私たち一人一人が意識し、行動を起こすことが求められています。スポGOMIが持つ力を理解し、地域の清掃活動を楽しむ人々の姿が、より良い未来へつながることでしょう。
まとめ
『スポGOMI ワールドカップ 2025 石川STAGE』の成功は、環境意識の向上だけでなく、地域団体や個人の結束も強めています。清掃活動を通じて、次世代のために美しい街を続けていくための活動が、全国に拡大していくことを期待しています。