「やさいとくだものの幸せな世界展」開催決定!
2025年の夏、茨城県境町に位置するS-Galleryでは、ユニークなアートプロジェクト「やさいとくだものの幸せな世界展」が開催されます。この展示会では、故・粛粲寶の作品を通じて、豊穣の象徴である野菜や果物の魅力を再発見することができます。
粛粲寶とは?
粛粲寶(1902年〜1994年)は、「孤高の画家」として知られる新潟出身の芸術家です。彼の独自の文人画スタイルは多くの人々から愛され、晩年は茨城県境町で過ごしました。彼は、作品の中で数多くの野菜や果物を描き、それらを「縁起物」として表現してきました。野菜や果物は、ただの食材ではなく、文化や芸術において健康、繁栄、長寿の象徴としても深く根付いており、本展はそのような視点からも楽しむことができる企画です。
展示会概要
展覧会の会期は2025年7月2日(水)から8月31日(日)まで、場所はS-Gallery粛粲寶美術館で行われます。開館時間は午前10時から午後5時まで(休館日:月・火曜日および指定日)、入館料金は330円、特定の条件に該当する方は無料で入館可能です。訪れる際には、ぜひ祖先の文化や自然の力を感じ取ってください。特に、彼が描いた生命力溢れる野菜や果物の表現は、この展覧会の見どころです。
イベント情報
今回の展示会では、関連イベントも開催されます。
消しゴムハンコ作り
好きな野菜や果物をモチーフにした消しゴムハンコを作る体験イベントが行われます。日時は7月12日(土)13:30~15:00、参加費は無料。定員は10名(事前予約必須)、4年生以上が対象です。
自分だけのオリジナルうちわ作り
8月9日(土)には、和紙を使ったオリジナルうちわ作りのワークショップも計画されています。参加費は無料で、小学1年生から中学3年生までの子どもを対象とし、こちらも事前予約が必要です。
まとめ
「やさいとくだものの幸せな世界展」は、粛粲寶のアートを通じて新たな発見や感動を提供することを目的としています。文化や伝統に触れながら、家族や友人とともに楽しいひとときを過ごすことができる貴重なイベントです。ぜひ、この機会に境町を訪れ、新しい芸術の世界を体感してください。