オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(以下、OSS)は、地域の移動課題を解決するための支援モデルとして、ユーススポーツに焦点を当てた新たなプログラムを始めることを発表しました。この実証実験は、2026年2月3日よりスタートし、地域の共助による送迎と、栄養補食の提供を組み合わせたもので、特にハンドボールクラブ「熊本ビューストピンディーズ」と株式会社味の素とのコラボレーションにより実現しています。
現在、地方都市では人口減少に伴って公共交通が縮小し、日常の移動が難しくなるという問題が広がっています。この影響は、ユーススポーツの現場にも顕著で、特に練習会場への送迎や栄養補給など、競技以外の負担が家庭に集中する傾向が見られています。共働き家庭が増加する中で、「十分な補食を準備することが難しい」という声が上がっており、子どもたちが安心してスポーツに取り組める環境を作るためには、家庭とクラブの負担を減らす仕組みが必要です。
OSSは、公共ライドシェア「meemo」を通じて得た運行設計や地域連携の知見を活用し、ユース選手の練習動線に沿った送迎と補食の支援モデルを提案しました。具体的には、ハンドボールクラブの練習前後に味の素による栄養補食を提供し、それに合わせた送迎を行います。この新しいサポートによって、移動手段や食事準備に関わる家庭やクラブの負担を軽減し、子どもたちが安心して競技に打ち込むことができる環境作りを目指します。
OSSはその創業以来、約60年にわたって公共交通ソリューションを提供してきました。これまでの経験をもとに、地域と協力して多様な課題に取り組むことにより、持続可能な地域社会の創造に寄与しています。
この実証実験を通じて、OSSはユーススポーツが地域で根付くための環境整備に努力し、さらに将来的には他のスポーツ団体や地域においても同様のモデルの導入が広がることを期待しています。地域の人々が共に支え合うことによって、子どもたちが安全かつ持続的にスポーツに参加できる環境を整えることが重要です。
さらに、OSSの公共ライドシェア「meemo」は、地域の交通空白の解決に向けて、2019年から提供されています。このサービスでは、地域のニーズに応じた交通手段を提供し、地域住民が安心して利用できる公共交通の新たな選択肢としての普及を目指しています。OSSでは、このサービスに関する資料や相談窓口も設けており、自治体との連携をさらに強化しています。
今後もOSSは、地域における移動課題や育成支援に対して、新たなソリューションを提供することを通じて、多くの子どもたちの未来を支えていくことを目指しています。