国内インフラ投資ファンド「インカム・ファンド2号」が誕生
日本の社会基盤を支えるインフラ整備に特化した投資ファンド「Global Infrastructure Managementインカム・ファンド2号」が組成され、運用が開始されました。このファンドは、国内機関投資家からの資金を募り、公共施設運営事業や再生可能エネルギーといった幅広い分野に投資を行うことを目的としています。
社会貢献と市場活性化への貢献
本ファンドは、官民連携による公共サービス提供(PPP)や再生可能エネルギーといった脱炭素化に関連する事業だけでなく、社会ニーズの高い多様なインフラ事業への投資を積極的に行う予定です。 すでに実績のある「Global Infrastructure Managementアセット・クリエーション・ファンド1号」の運用ノウハウを活かし、より効率的で効果的な投資を実現することで、日本のインフラ整備を促進し、持続可能な社会の実現に貢献します。同時に、国内インフラ資本市場の活性化にも大きく寄与すると期待されています。
運用会社:グローバル・インフラ・マネジメント株式会社
本ファンドの運用は、東急株式会社とインフロニア・ホールディングス株式会社による戦略的合弁会社であるグローバル・インフラ・マネジメント株式会社が行います。両社は長年培ってきたインフラ事業における知見とノウハウを活かし、幅広い事業案件の組成、ファイナンス支援、そして投資運用まで、一貫したサービスを提供しています。
2022年4月には先行ファンドである「Global Infrastructure Managementインカム・ファンド1号」を組成しており、本ファンドはその後継ファンドとして、更なる発展を目指します。
協業体制と今後の展望
本ファンドは、三井住友ファイナンス&リースグループとも連携しています。同グループは、国内有数の総合リース会社として、長年の実績と豊富なノウハウを有しており、その戦略子会社であるSMFLみらいパートナーズ株式会社が本ファンドの取り組みを強力に支援することで、地域社会に不可欠なインフラ事業への投資を促進します。
今後、本ファンドはさらなる規模拡大を目指し、国内機関投資家からの投資を継続的に募集していく予定です。 社会インフラ整備への貢献と、国内資本市場の活性化という二つの目標を掲げ、その役割を果たしていくことでしょう。
まとめ
「Global Infrastructure Managementインカム・ファンド2号」の組成は、日本のインフラ整備の未来にとって重要な一歩となります。官民連携によるPPP事業や再生可能エネルギーへの投資を通じて、社会貢献と市場活性化という二つの大きな目標を達成することが期待されています。今後、同ファンドの動向に注目が集まることでしょう。