ファッションと社会貢献の新たな試み「RED CROSS DAY」の開催について

ファッションと社会貢献の融合「RED CROSS DAY」

日本赤十字社とオンワードが新たに展開する社会貢献活動「RED CROSS DAY」が、6月10日（日）から始まります。この取り組みでは、公式ファッション通販サイト『オンワード・クローゼット』において、開催期間中の売上の一部が「アジア・コミュニティ防災プログラム」へ寄付されます。

オンワードグループは生活文化企業として、豊かな生活づくりに貢献し、環境保全を企業活動の中心に置いています。「地球を想う、この服をまとう」という環境コンセプトのもと、ファッションを通じて「地球と、世界の人々との共生」を目指した取り組みを継続しています。この活動は、2011年から始まった日本赤十字社との共同プロジェクトに基づいています。

衣料品のリユースとリサイクル

オンワードは、顧客から衣料品を引き取り、リユースとリサイクルによる衣料品循環システムの構築を進めています。具体的には、「オンワード・グリーン・キャンペーン」を実施し、回収した衣料品をもとにリサイクル毛布を生成。その毛布は日本赤十字社との連携を通じて、国内外の被災地や開発途上国に寄付されてきました。

これまでにも、東日本大震災の被災者援助をはじめ、中国、モンゴル、ネパール、ミャンマー、ベトナム、インドネシアなどに合計23,200枚のリサイクル毛布を提供してきました。今年の秋にはインドに4,000枚を寄贈する予定です。

福祉支援活動

また、2016年には回収した衣料品から制作した玩具や遊具を、日本赤十字社の「赤十字子供の家」に寄贈するなど、福祉支援活動にも力を入れています。さらに、2017年にはハロウィン衣装も同様に寄付しました。

2017年からは、衣料品の中から良好な状態のものを選別し、クリーニングの後、日本赤十字社のチャリティーバザーに提供しています。このバザーで得られた収益は、主に海外の救援活動に活用されています。

「RED CROSS DAY」の意義

新しい取り組みである「RED CROSS DAY」では、毎月10日から12日までの48時間、売上の一部が寄付される仕組みです。この活動は、オンワードが日本赤十字社との協力体制をさらに深化させ、社会貢献の輪を広げることを目的としています。ファッションを楽しみながら、同時に社会貢献に貢献できる新たな形のプロジェクトです。

「RED CROSS DAY」を通じて、ファッションを愛する全ての人々がこの取り組みに参加し、共に防災への意識を高めることができるでしょう。ぜひ、オンワード・クローゼットをチェックしてみてください。