SDGsへの挑戦
2022-09-28 10:00:01
食品廃棄物を活用した新素材「fabula」の魅力とSDGsへの取り組み
「fabula」とSDGsが生み出す新たな可能性
2022年10月2日、神奈川県の元住吉にあるモトスミ・ブレーメン通り商店街で、第16回フライマルクトが開催されました。今回は新素材「fabula」を用いた製品が登場し、注目を集めました。この新素材は、なんと100%食品廃棄物から作り出されており、持続可能な開発目標(SDGs)への積極的な取り組みが背景にあります。
fabulaとその意義
fabula株式会社は、東京大学の技術を基に設立されたベンチャー企業で、食品廃棄物を有効活用することに特化しています。例えば、レモンの皮を利用して新しい素材を作り出し、廃棄物を減らす取り組みを行っています。
今回のフライマルクトでは、株式会社MURONEと連携し、bb.q OLIVE CHICKEN cafe元住吉店の協力を得て、レモンの皮を使用したお猪口を製作。これにより、レモンの皮を新たな価値ある製品として再生させることができました。このプロジェクトは、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」にも貢献しています。
試飲会の内容
試飲会では、レモンの皮から作られたお猪口を使用してbb.q OLIVE CHICKEN cafeが提供する生絞りレモネードを楽しむことができます。参加者は、新素材の手触りや表面のテクスチャを体感しながら、ほのかに香るレモンの香りを楽しむことができます。これは、ただの試飲会ではなく、環境に配慮した製品づくりを知る良い機会となるでしょう。
代表者のメッセージ
株式会社MURONEの室根貴之代表は、「私たちの加工技術とfabulaの革新的なアイディアを組み合わせることで、製品化が可能となった。今後も製造業の視点からSDGsに取り組んでいき、新たな産業のスタイルを模索していく」と語っています。
イベントの詳細
第16回フライマルクトは、地域活性化を目的に開催されており、多くの方々が訪れるイベントです。商店街内での出店や試飲会を通じて、地域の繋がりを強めると共に、持続可能な社会の実現に向けたコンセプトが広がっています。
このように「fabula」は、ただの素材ではなく、新しい価値を生み出すきっかけとなる製品です。今後、さらに多くの食品廃棄物を活用した、新しいアイディアや製品が期待されます。あなたもぜひ、次回のイベントに足を運んでみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
株式会社MURONE
- 住所
- 神奈川県横浜市鶴見区獅子ケ谷2丁目39番53号
- 電話番号
-
045-573-2932